藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部: 2012年5月アーカイブ

2012年5月アーカイブ

障がい者の方々への吹矢体験

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 5月30日、静岡市しみず社会福祉事業団・みなとふれあいセンターさんからのお招きにより、同所体育館にてスポーツ吹矢教室を担当しました。ここは、障がいのある方を対象とした通所の施設で、(軽)スポーツや趣味の教室を日替わりで開催されているそうです。

 最初に担当職員の方から連絡があったのが昨年末。その後1月に一度支部の練習へ見学にお越しいただき、「これなら通所の皆さんも十分楽しめるのでは」という感触を経て、今年度2回(5月・8月)の教室実施となりました。

 今回参加されたのは、計20名。車椅子の方、片麻痺の方、下肢麻痺の方、内部疾患の方など、それぞれに障がいをお持ちです。勿論、皆さんスポーツ吹矢は全く初めての体験。一応の説明として、途中基本動作についても話はしたものの、基本的には楽しく吹いていただくことを主眼に、簡単な体験をと心掛けました。

 障がい者競技会などに行けば、それぞれの事情に応じて工夫された用具を見ることも出来ますが、支部として特別なものは何も持っていません。そのため、セッティング自体は通常の体験会と同様にして、あとはボランティアを含むセンター職員の皆さんにお手伝いいただきながら、という形での進行としました。

 これだけの人数がいれば、健常者対象の体験会と同様、いきなり適応する方、苦戦される方と様々でしたが、皆さん楽しそうに吹いていただけたようで、まずは一安心。中には、そのまま支部にスカウトしたいほど上手な方や、熱心に色々な質問をされる方もいらっしゃいました。「清水でやれるところはないの?」と興味津々の質問もありましたが、現状手が回らない部分で、その点申し訳なかったです。

 また、今回は私だけでなく、全国障がい者競技会で優勝の経験もあるH川さん(公認指導員)に同行いただき、同じ障がい者としての立場から、取り組み方の話を含め指導をしていただきました。私ではなかなか気付きにくい視点が少なからずあるはずですし、そういう意味でも体験に参加された皆さんには、有意義な時間になったのではないでしょうか。

 県内の支部に所属する障がい者会員は、まだ数えるほどしかいないのが現状ですが、こうした機会を通じて、ぜひ一緒に楽しめる仲間が増えていくことを願っています。

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 好天に恵まれた27日、「第1回スポーツ吹矢東海ブロック大会」が岡崎中央総合公園体育館で盛大に開催されました。既に、ブロック単位あるいはブロックを跨いだ広域での大会を行っている地区も多くありますが、東海地域では初の試みとなります。

 実質的には、過去2年の静岡県大会と昨年の第1回愛知県大会が、各県からの参加者を得て近い雰囲気になっていたとはいえ、やはり「東海ブロック」と名の付く大会ともなれば、気分的にも違うもの。ましてや、当初の想定を大きく上回る、約400名(選手379名・役員20名)という規模は、「第1回」としてこれ以上ない成果でしょう。

▼結構な広さの体育館でしたが、比較的広めにレーン間隔を取ったからか、みっちりという感じですね120527_1.jpg 会場は、ステージに向かって左右へ吹く形で25レーンずつが設置され、計50レーンの仕様。一部7名のレーンがありますが、基本的に8巡で回しての試合進行が採られました。

▼大会本部はステージ上に設置。ステージ右には、トロフィーや多数の賞品が見えます120527_2.jpg 当支部からの参加者は全部で10名。10m男子2名、8m男子2名、8m女子2名、6m女子4名という布陣です。直近の練習で好調を示す人も少なくありませんでしたので、全体人数が多い中でもあわよくば複数入賞もありえるかな、と内心では思っていました。

 なお、今回は400名近い参加者の内、200名ほどを「始めて1年未満」のいわゆる初心者層が占めていました。そのため、次競技者との互審という採点方法ですら不安が残るということから、公認指導員、各支部長、高段者を中心に、各レーン一人ずつ「レーンリーダー」が定められ、採点はリーダーを含めた3名で確認する方式を採用。

▼試合中の写真撮影が禁止されていたため、試合の様子は団体戦の合間に観客席から撮ったこれくらい120527_2_5.jpg 私も当然ながらレーンリーダーの役割でしたが、よくよく考えると数分おきに採点に加わるため、「あれ?これってリーダーはレーンを離れにくいし、支部員さんの様子も見に行きづらいんじゃ...」と気付きました。実際には、比較的近いレーンの様子を見るくらいは出来ましたし、激務というわけではなかったものの、これまで純粋に「選手」として参加してきた大会のように、自分のペースで競技に集中できない部分があったのは否めません。

 同じくレーンリーダーを務めた他支部の高段者の方からも、「落ち着かなかった」「リーダーとしてのお手伝いに来たと割り切った」という声はありました。致し方ない点があったとはいえ、大会役員ではない一部参加者にそうした負担がかかっていたのは、競技の有り様としてあまり好ましい形ではなかったと思います。

 勿論、同様の立場でしっかり上位入賞を果たした方もいるわけですし、先輩競技者としての務めと言えなくもありませんが、これだけの規模の大会の割に、10m部門の点数が全体として低調だったという結果に、少なからず影響があったのは確かでしょう。(本当は、そういう時でも動じずに吹ければいいのでしょうけれど...)

▼支部参加者で記念の集合写真。このポーズはS野さんの発案によるものです120527_3.jpg また、今回特筆すべき競技上の事項として、「試矢なし」だったことが挙げられます。当初のルールは「1ラウンド目のみ7本で点数の高い5本を採用」でしたが、いう想定以上の人数、しかも半数以上を初心者層が占める状況を鑑み、時間的な余裕を持つため、試矢相当分が省略されました。(更に、3ラウンドの団体戦を2ラウンドに短縮)

 結果からみれば「試矢は十分に可能だった」のですが、想定外を想定しての措置としてはある程度納得できるものです。とはいえ、例えば私が昨年参加した東京東総支部大会は、1レーン11巡という組み合わせながら、「1ラウンド目7本」ルールで4ラウンド+2ラウンドの団体戦までが、十分に回っていました。不慣れな方が多いという事情はあるにせよ、全体の時間配分や参加者数とのバランスについて、次回以降検討の余地はありそうです。

▼表彰式の様子。パーフェクト賞が大変多く、印象に残りました120527_4.jpg さて、運営に関する話が長くなりましたが、肝心の結果はというと当支部からの入賞者は残念ながら出ませんでした。表彰対象も、パーフェクト賞のE本さんのみと、ちょっぴり寂しい感じ。十分に好成績の方もいたのですが、特に6m・8mの部は想像以上の層の厚さで、入賞には手が届きませんでした。

 それでも、各支部員さん達が、緊張しながらも楽しんでいただけた様子だったのは何よりでした。普段は全く接点のない方々と、同じ趣味を通じて交流ができるのは素晴らしいことですし、今後続けていく上での刺激にもなったのではないでしょうか。集合が早朝でお疲れになったとは思いますが、「楽しかった」という記憶を残していただけていたとしたら幸いです。

 ちなみに私はというと、1ラウンド目から大失敗の23・29・25・29=106点で、全くお話にならない過去最低レベルの大惨敗。長々と前述したことを言い訳にしたとしても「ありえない」成績で、情けないやら恥ずかしいやら、まさに「穴があったら入りたい」心境でした。前日の練習時に感じた「頭を抱えるスコアが出る可能性も多分にあ」る、その通りの結果だったわけですが、結局は今の実力がその程度ということなのでしょう。幸い、青柳杯までは1ヶ月ほどありますので、もう少しマトモな成績を残せるよう、練習を重ねたいところです。

 最後に、今回の大会を幹事県として運営された愛知県協会の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。大盛況だった一方で、前述した部分も含め様々な課題も残ったことと思いますが、何事も最初の一歩が一番難しく、大変なものだと思います。普及が急速に進んでいるからこそのご苦労もある中、Y井県会長を中心にこれだけの規模の大会をまとめられたことは、更なる発展の一里塚となることでしょう。

 東海各県から参加された皆さんと共に、また次回大会で元気にお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。

 ※当日の成績は、後日各支部へ連絡が来ますので、それから掲載します

5月26日・焼津の練習

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 5月最後の練習日。東海ブロック大会の前日とあって、出場する方にとっては直前の大事な調整にもなりました。参加者は19名と、ここ最近では平均的な人数です。

 冒頭では、月後半の練習ということで記録会を実施しました。これまでは、各順番で所定の3ラウンドを続けて吹く形式を取っていましたが、前回の静岡から1ラウンド毎に入れ替わる試合形式を取り入れており、焼津でもそれに倣う形で進行。いきなりの変更で、若干の戸惑いを覚える支部員さんもいたようで申し訳ありませんでしたが、次回からはもうちょっとすんなり出来るよう、工夫してみたいと思います。

 今回は、大会出場組ということもあり、私も少々多めに吹いてみましたが、点数的にはまずまずの数字。年初来、遡れば昨秋辺りから長らく続いていた低迷期も、このところようやく脱しつつあるようです。S野さんから、「だいぶ戻ってきたのでは。一番いい時を100とするとどれくらいですか?」と尋ねられ、「うーん、80くらいでしょうか」と答える程度には戻ってきた感もありますし。

 とはいえ、この「80」というのは非常に微妙な数字で、「高い点数は出るものの、それが安定しては出せない」というイメージです。一時期は、五段を名乗るのが恥ずかしいほどのレベルだったことを思えばかなりマシなのですが、頭を抱えるスコアが出る可能性も多分にあり。自分の(その時点での)実力は、やはり低い点数に顕れるわけで、下限値が底上げされない限りは高得点も「まぐれ」に近い意味合いしか持たないと認識しています。

 そういう点で、東海ブロック大会はひとつの試金石になると思うのですが、果たしてどのレンジの自分が出るのか、個人的には期待より不安の方が大きい仕上げとなりました。

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5月22日・夜間の部

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 5月後半の夜間は、お馴染みの皆さんに、東海ブロック大会を控えて最後の練習をと駆けつけたU美さん、E本さん、そして前回「しおかつお」で話題をさらったM田さんも加わり、11名という過去最高の参加者を得ることが出来ました。

 普段通り、基本動作のおさらいの後、各自の練習に移りましたが、ここでU美さんがいきなりパーフェクトを達成。負けじとE本さんも記録し、大会用6mでの試技とはいえ、意気込みそのままに高得点を連発されました。

 また、途中からの参加となったM田さんからは、すっかり気に入られたのか用具の注文が入りました。支部の入会届にもご記入いただき、晴れて支部の仲間入り。夜間では鈴木(由)さん以来、久々のメンバー増となりました。

 そんなわけで、仕上げの3ラウンドは(夜間としては)大人数での一戦となりましたが、ここで絶好調だったのはE本さん。何と、33・35・35の103点!勿論、ぶっち切りのトップです。これには、周囲だけでなく、ご本人もビックリでしたが、大会本番への期待が否が応でも高まる結果でした。

 夜間の部は毎回の参加者が(週末と比較して)少なく、どうしても単調な時間になりがちですが、こうして週末の方がスポット的に参加してくださったり、少しずつでも新しい方が入ってくださると、既存の皆さんには良い刺激になると思います。そういう意味でも、いつになく活気ある回になったのではないでしょうか。

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5月20日・静岡の練習

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 5月2回目の静岡は、今年に入ってから最多となる24名が集まっての賑やかな練習となりました。前回体験でお見えになったN倉さんも、早速自前の用具を片手にいらっしゃり、支部の仲間として本格的にスタート。合間では、周囲の支部員さんと話をされる様子も見られました。

 練習冒頭では、このところ諸々の都合で実施できていなかった記録会を、月後半ということで久々に実施。直前に「女子会」でしゃぶしゃぶ食べ放題の昼食を摂ってきた一部女性陣からは、(お腹の都合で)「えーっ!」という声も挙がりましたが、それはそれ、これはこれ、多少の腹ごなしにもなったのではないでしょうか。

 また、記録会の後には、今週末に迫った東海ブロック大会に参加する皆さんの希望で、団体戦の練習も行いました。当支部からは2チーム出ますが、一部足りないところは有志で補っての2ラウンド勝負。ここでは、お馴染みS野さん率いるチームが60点で勝利しましたが、当日の本番では恐らく64点で入賞できるかどうか、といったところでしょう。一人一本ずつで、ある意味個人戦以上に集中力を求められるだけに、より結束を強めて頑張っていただきたいものです。

120520_1.jpg120520_2.jpg▼大会用の練習で6mからでしたが、E本さんが綺麗なパーフェクトを出しました
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5月12日・焼津の練習

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 5月1回目の焼津は、前回お伝えした通り、初めて利用する「サンライフ焼津」での練習となりました。普段使っている大村公民館が午前・午後ともに塞がり、旧会場であるウェルシップやいづではさすがに手狭すぎることから、代替場所として白羽の矢が立ちましたが、結果としてはまずまずの使い勝手だったように思います。

120512_1.jpg 奥行きは少々短かく、10mのライン+2列に椅子を並べた待機場所を取るのがやっとでしたが、幅が大村公民館よりやや広いため、8台の的を並べることができました(尤も、少し間隔が狭めのため、使用後には「7台のほうがよいのでは」という声も出ました)。

120512_2.jpg 練習には、3回目の体験となるK合さんを含め、20名が集まって賑やかなものとなりました。冒頭では、5月1日の「全国障がい者スポーツ吹矢競技会」車椅子10m部門で準優勝に輝いたH川さんから、その報告があり一同から大きな拍手が。ご本人は点数的に振るわなかったことを残念がっていらっしゃいましたが、昨年優勝した8m部門からクラスアップして、いきなりの優勝争い(優勝同点でした)ですから、十二分に胸を張れる結果だと思います。

 後半では、Y田(恵)さんから1級受験の申し出があり、審査をしました。「緊張で指が震える」とこぼしつつの試技でしたが、何の問題もない吹き筋から118点となかなかの高得点で、見事合格。こちらの結果にも、皆さんから拍手でお祝いがありました。

 また、体験のK合さんも、次回からは正式に参加ということで、こちらも嬉しい結果に。最後にバタバタしてしまったため、用具の注文等は持ち越しとはなりましたが、新たな仲間がまた一人増えることとなりました。

 次回は26日、東海ブロック大会前日の練習です。出場される方・されない方と様々ですが、引き続き熱心な回となることを期待しています。

▼パーフェクトはすっかり常連のS野さんと、体験参加のK合さんにお初が出ました
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5月8日・夜間の部

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 5月1回目の夜間。今回は9名+体験1名で、10名による練習となりました。

 この日体験にいらしたのは、先日の「ニュースポーツふれあいフェスタ」の際、興味津々で体験し、説明にも耳を傾けていたM田さん。同イベントでは、スポーツチャンバラのスタッフとして参加されていましたが、かなり気に入っていただけたのか支部の練習にも足を運んでくださいました。

 イベント時にある程度の説明は済んでいたとはいえ、流れ作業的雰囲気で短時間の体験に留まっていましたので、改めて基本動作を一からお伝えし、吹いていただきました。最初こそ、ぎこちない感じもしていましたが、飲み込みも早くあっという間に矢は真ん中へまとまるように。

 ということで、そのまま仕上げの3ラウンド勝負にも参加していただきました。いきなり試合形式は酷でしたが、それでも6mから83点という2級合格相当の結果を残した辺り、かなり素質ありと見てよさそうです。次回も都合が許す限り参加してくださるようですが、ぜひ本格的に始めていただき「期待のホープ」となることを願っています。

 そして、今回の3ラウンド勝負で抜群の好成績だったのは、O崎さんでした。練習時からブレの少ない安定した型で吹けていて、昨年8月以来(当欄調べ)のパーフェクトも記録するなど絶好調。勢いそのままに、95点という高スコアで1月24日以来の1位となりました。

 続く2位のH川さんは、残念ながら連続パーフェクト(ここまで3回連続)の記録が途切れてしまいましたが、3ラウンドをしっかりまとめてくる安定性が光ります。

 ちなみに、私も3ラウンド勝負だけ一緒に吹いてみましたが、33・29・33=95点とまずまずの数字でした。とはいえ、不調の波にまだ片足を突っ込んでいるような状態で、納得できての結果ではありません。とはいえ、焦っても仕方ありませんから、地道に感触を取り戻していきたいと思います。

120508_1.jpg▼見事パーフェクトのO崎さん。どうしてパネルに隠れ気味なのかは謎です...
120508_3.jpg 余談ながら、体験されたM田さんが着ていたTシャツの背中に、皆さん激しく興味を惹かれていました。「西伊豆しおかつお研究会」って何??と話題沸騰となりましたが、詳しくはこちらのホームページでご確認ください。うーん、かなり食べてみたい!

▼これが噂のTシャツ!何でも、大学時代の同期が同研究会の活動に携わっていらっしゃるそうです120508_2.jpg

5月6日・静岡の練習

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 5月最初の練習日。いつもの日曜なら混み合っている、施設横に併設の有料駐車場ですが、この日は半数以上が空きスペース。大型連休の最終日とあって、出控える人が多かったのかもしれませんが、幸い吹矢にはさほど影響なかったようで、20名+体験者1名が集まる回となりました。

 体験に来られたN倉さんは、以前からぜひやってみたかったと意欲満々。数年前に協会本部へ問い合わせをされた際、まだ支部が出来る前だったのか、「静岡市内には教室がないと言われた」そうで、以来「興味はあるが体験できる場所がない」という状況でしたが、先日開催された「ニュースポーツふれあいフェスタ」の新聞記事をご覧になって、市内にもようやくできたのかと再度問い合わせ、その結果当支部にご連絡をいただいた次第です。

 そんなN倉さん、最初こそ「70過ぎだけどできるかしら」と不安げではありましたが、実際に吹いていただくと「思った以上に軽く飛んでいく」と納得の表情。不慣れな基本動作に「覚えられるかしら」とこぼしつつも、吹き筋は上々で、これなら全く問題なく楽しんでいただけることと感じました。

 早速入門セットのご注文もいただき、次回以降も続けて参加されるとのこと。最近人の動きのなかった静岡会場ですが、こうして久し振りに「新人さん」が入ることとなりました。体験後に見学されている際には、支部員さんとも話をされていたようですし、すぐにでも馴染めそうな明るさは嬉しい限りです。

 また、練習の終盤では、T下さんが一級の受験を志願。途中、2本ほど的の下側に外す場面はあったものの、それ以外は安定して中央付近にまとまり、106点で見事合格されました。後ろから見ていた限り、外れた2本は吹くタイミングが他より早かったように思えましたので、落ち着いたリズムで全体を吹き切れれば、距離が延びても問題ないのではないでしょうか。

 ところで、この日は東日本を中心に非常に荒れた天候だったのは、ご存知の通り。静岡でも同様で、午前中は晴れて蒸し暑かったものの、かなりの強風。それが、練習が始まってしばらくすると、急激に雲が厚くなり大きな雷鳴とともに大粒の雨......というよりも、これは雹!その後、いったんは止んで晴れ間が出たかと思いきや、再び雨。そして変える頃には、また晴れるといった、実に目まぐるしい一日でした。

 支部員さんの中からも、「洗濯物が...」「窓開けっ放しだった...」という声がありましたが、さすがに諦めざるを得ないという状況。本来であれば、安定して好天の続く季節のはずなのに、これも地球温暖化の影響なのかと思ってしまうのは、ちょっと短絡的すぎるでしょうか。

120506_1.jpg▼Mr.パーフェクト・S野さんが今回も達成。これより先には、Y田(恵)さんもパーフェクトを記録されました
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三島・沼津L&G支部へ

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 大型連休後半の初日、昇段・昇級試験審査の依頼をいただき、先月支部として認定を受けた沼津サークル改め、三島・沼津L&G支部の定例練習にお邪魔してきました。3月までの月イチ訪問では毎回沼津の練習会場でしたが、今回は新たに設けられた三島市の坂公民館です。

 場所はというと、国道1号線を箱根に向かう途中。三島市街地からさほど離れているわけでもないのですが、それなりに標高があります。折しも、季節外れの大雨の影響で箱根手前からが通行止めになっていたものの、公民館へは問題なく辿り着くことができました。

 この坂公民館は、主に支部内サークルである「三島サークル」の練習会場として使われています。一方、従来の沼津市片浜地区センターは「沼津サークル」の拠点という位置づけになりますが、両サークルともに「活動上の籍」を置くという意味合いもあり、お互いの行き来は全くの自由となっています。

 先に活動拠点があり、そこから拡大(拠点増)したということで、最初から静岡・焼津と2ヶ所が併存していた当支部とは事情は異なりますが、運営という観点から考えれば大いに参考になる仕組みといえるでしょう。まだ支部認定を受けたばかりでは気の早い話ですが、将来的に支部分割という方向に進んだ場合も、かなりスムーズな移行が可能なのではないかと思います。

 さて、前置きが長くなりましたが、こちらの練習に顔を出すのは1ヶ月半振りのこと。さすがに劇的な変化はなく、メンバー面でお初の方もいませんでしたが、かなり久し振りでA水さんにお会いすることができました。手術による入院・加療で、サークル訪問の終盤ではずっとお休みされていましたが、ようやく復帰がかなったようで、非常に嬉しい再会となりました。

 練習参加は14、5名ほど。その内、試験には初段3名、1級2名、2級1名の計6名がチャレンジです。最初に30分ほど全員での練習時間に充てた後、いよいよ試験本番。会場の都合上、的台が5台ということで、級位の3名、初段の3名と2回に分けての審査としました。

 沼津では部屋が広いこともあり、審査と練習が並行して行われていたのと比べると、今回は「吹いているのは試験の人だけ」という、否が応でも緊張の高まる状況ではありましたが、5名が見事合格のナイスチャレンジとなりました。特に初段の3名は、なかなか堂に入った感があり、これも普段の練習が良い雰囲気で行われているからこそと感じた次第です。

 残念ながら1級のお一人が僅か1点届かず不合格となったものの、これは自宅練習で不具合を見つけ除けていたはずの矢が混じっていて、的を大きく外してしまうアクシデントが響いたせい。勿論、そうした準備を含めての試験ではありますが、実力的に足りなかったわけでは決してありませんので、次回はすんなりとクリアできることでしょう。

 練習が終わった後は、10名ほどの皆さんと公民館近くの「cafe 猫や」さんへ。支部の事務局担当・N村さん馴染みのお店で、この日は貸切でのランチとなりました。ここは古民家を利用しており、非常に落ち着いた雰囲気の中、美味しい昼食をいただくことができました。

 ちなみに、猫やのご主人は本業がプロのピアニスト/キーボーディストとのこと。名だたるミュージシャンのバックを数多く務め、ソロとしても活動中です(なので、ライブの日はお店はお休み)。お店の情報を含め、詳しくはこちらのブログからどうぞ。

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 なお、支部設立に合わせてN村さんが制作中だったホームページがオープンしました。情報量も多く、非常に分かりやすいしっかりした内容です。三島・沼津周辺にお住まいで吹矢に興味のある方は、ぜひご覧になってお気軽にお問い合わせください。

 →三島・沼津L&G支部ホームページ

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