藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部: 2013年6月アーカイブ

2013年6月アーカイブ

6月25日・夜間の部

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 6月後半の夜間。前回に引き続き体験で参加されたO上さんを含め、11名が集まっての練習になりました。夜ということもあり、梅雨ならではの蒸し暑さは若干和らいで、時季としては意外と過ごしやすい時間だったように思います。

 この日のトピックとしては、一挙に3名が2級の試験にチャレンジしたことでしょうか。その3名は、男性のS木(達)さん、女性のS木(保)さんとM田さん。いずれも、過去の練習では十分に実力を示していましたので、あとは本番の緊張に呑まれさえしなければ...といったところです。

 結果はというと、見事3名同時に合格!S木(保)さんこそ、最終ラウンドの最後1本までハラハラドキドキ(あくまで見ている側の感想)でしたが、合格をお伝えした瞬間、いずれの方も喜びよりホッと安心されていた様子だったところを見ると、やはり全員かなり固くなっていたのかもしれません。

 それぞれに課題もいくつか感じはしましたが、まずは無事合格できたことが何よりでしょう。スポーツ吹矢への取り組み方は様々あれど、実践すべき基本は皆同じですから、次回以降は次の目標に向かいつつ、その辺も伝えていきたいところです。

 また、O上さんは2回の体験を経て、支部に入会してくださることになりました。まだ筒の選択に迷われているため、用具の購入は次回以降じっくり考えていただきますが、知っている顔のいる環境は続けるにも適していますし、末永く取り組んでいただければ幸いです。

130625_1.jpg▼H川さん、久々のパーフェクトはダブルのオマケ付き!(6m)130625_2.jpg



川根本町@14回目

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 5月は諸般の事情でお休みした、川根本町での月イチ指導。二ヶ月ぶりの訪問となりました。前回の訪問時に衝撃の「生徒ゼロ」だった本教室ですが、今回はスタッフでもあるK原さんの声がけから2名の新規体験者があり、お馴染みのS本さん、K谷さんを加え、全体で5名の練習です。

 体験にお見えになったW辺さんとM下さんは、ちょっとだけ新聞やテレビで見聞きしたことがある程度と、全くの初心者。差し当たって、定番メニューともいえる段取りで、基本的な吹き方→基本動作を順に実践していただきました。教わったばかりの基本動作にこそ苦戦してはいましたが、吹き筋はまずまずのものがあり、競技自体にも相応に興味を持っていただいたご様子。ぜひ、次回以降も続けてきていただければありがたいのですが。

 また、K原さんとS本さんは、今週末の東海ブロック大会に(便宜上)当支部所属として出場される予定です。3月の支部大会にも参加いただきましたが、県大会以上の公式大会は初体験。いきなり400名の中に放り込まれることで、緊張しない方が不思議だとは思いますが、今後に向けての貴重な経験として、楽しんでいただければと思っています。

 さて、次回7月は、私が県外の大会に出場するため、家内だけの訪問となります。新たな方が増えつつあるところで申し訳ありませんが、平にご容赦を。

130623_1.jpg▼体験組のお二人。慣れない基本動作には苦戦していましたが、まずまずの吹き筋でした130623_2.jpg



6月22日・焼津の練習

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 週末組(で出場される方)にとっては、東海ブロック大会前最後となる、焼津の回。20名の皆さんが集まっての、活気ある練習となりました。

 今回は記録会がありませんでしたから、体操後は時間いっぱい通常練習に充てられましたが、全体を眺めていていつも感じるのは、的の台数の少なさです。静岡、焼津、いずれの会場でも10m×7レーンしか立てられず、単純計算では14名で1レーン2名、21名で3名という割り当てとなります。

 当支部では交代の大まかな目安を、「次に受験する級段位試験のラウンド数」としていますが、熱心な支部員さんが多いこともあり、できれば6ラウンド(=2段以上)を吹きたいという方の割合が、段々と増えてきました。勿論、そういった場合でも3ラウンドで一度交代し、後で続きの3ラウンドを吹くというケースはあるものの、1人当たりの占有時間は確実に必要となっています。

 今のところ、「とにかくたくさん吹きたい」という方ばかりではないこともあり、何となくうまくバランスが取れているようではありますが、特に練習の前半ではレーンが空くのを待つ場面が少なからず見られ、せめてあと2レーンでもあればなぁと、ため息が出ることもしばしば。これ以上に使い勝手のいい会場もなかなかないため、他の方法で解決を図るとなると、練習日数を増やすことくらいでしょうか。とはいえ、現状では時間的・体力的にもこれが精一杯ですので、支部体制の見直しから考えていくしかないのかもしれません。

130622_1.jpg▼H山さんが、大会距離の8mからパーフェクト。男子8mは最激戦区ですが、期待したいところです130622_2.jpg



15、16人目の六段が誕生!

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 今年度前半2回目の六段昇段試験で、1回目に続いて新たな合格者が出ました。さいたま市協議会長/さいたま南支部長のN村さんと、広島県会長/東広島やよい支部長のU吹さんのお二人です。

 協会公式ページの紹介によれば、N村さんは協会設立1ヶ月目に入会されたという、まさに最古参会員のお一人。記念すべき第1回の青柳杯で優勝されるなど、長きにわたって活躍されてきた方です。また、大病を克服されての合格という点では、様々なハンデを持つ方々にとっても大きな目標になるでしょう。

 何より、15年もの間、いわゆる第一線で吹矢を続けていらしたというのが、何より素晴らしいことです。協会会報133号に寄せられたコメントに、「健康によいとされるスポーツ吹矢なので設立からの実践者が元気に活動し、その証明者でありたい。これからも長く続けていきたいと思っています」とありますが、こうした続ける意欲、常なる向上心は、等しく全会員・愛好者の手本となるように思います。

 一方のU吹さん。当ページで何度か触れたこともありますが、一昨年の京都府大会でご縁があって以降、何度かお目にかかってきました。その度に感じるのは、スポーツ吹矢に取り組む姿勢が大変に真摯であることです。正しい基本動作の習得・実践に常に気を配り、その上で数々の競技実績も残しつつ、県会長・支部長、あるいは一指導者として普及活動にも尽力を惜しまない。

 勿論、同様の熱意を持って活動されている方が、他にも大勢いらっしゃるのは承知しているものの、現役で仕事をしていらっしゃるという点で、より親近感が湧いてきます。一昨年に六段となった京都のS田さんもそうでしたが、スポーツ吹矢に割ける時間が限られる中、これだけのご活躍というのは本当にすごいこと。私にとって、見習うべきことの多い、身近かつ高い高い目標といえるでしょう。先週合格されたT本さんと同じく、直接お目にかかってお祝いを伝えられる日が楽しみです。

 とにもかくにも、お二方本当におめでとうございます!



6月16日・静岡の練習

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 6月後半の静岡。ジメジメといかにも梅雨らしいすっきりしない天候でしたが、今回も熱心な方達が大勢集まり、5ヶ月振りで大台に乗る22名での練習となりました。この内2名は、前回体験にいらしたM月さんご夫妻。そして、春先に一度連絡をいただいていたのですが、ようやく静岡での生活も落ち着かれたとのことで、他県から引っ越されてきたK林さんが初めて顔を出してくださいました。

 K林さんは、番号が4桁のベテラン会員。ご主人が転勤族だそうで、なかなか腰を据えてじっくり吹矢というわけにもいかないと思いますが、そんな中でも五段まで取得されているとのことですから、かなりの実力者なのだろうと推察します。長くても2年程度でまた転勤とは伺いましたが、これも何かのご縁ですから、静岡にいらっしゃる間はぜひ一緒に楽しんでいただければと思います。

 また、M月さんご夫妻は、今回も体験用具での練習です。ご主人には260の筒も使っていただきつつ検討を重ねた結果、それぞれ購入される用具も決まり、いよいよ次回からは本格的に支部のメンバーとして参加されることになりました。

 静岡の会場は冷房がなく、夏場はお世辞にも吹矢に適した環境といえませんが、新たな方々を迎え、ますます賑やかかつ活気ある練習にしていきたいと思います。

130616_1.jpg▼E本さんが、8mから「初めて」のパーフェクトを達成!綺麗にまとまりました130616_2.jpg



東海ブロック大会実行委員会

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 いよいよ2週間後に迫ってきた、第2回スポーツ吹矢東海ブロック大会。その最後の全体打ち合わせが、会場である浜松アリーナで行われました。

 さすがに開催目前だけあって、議題としては各項目における最終確認が中心。とはいえ、「もっとこうした方がよいのでは」という意見も活発に出てきて、より良い大会にしようという皆さんの意欲と責任感の感じられる会合だったように思います。

 また、時間半ばでは、実際にアリーナのフロアに入って、照明、板目、横断幕の掲示位置など、様々な確認作業も行いました。この中で皆が驚いたのは、横断幕を器具利用で吊り下げた場合の金額で、午前・午後の二区分に渡って吊り下げると、なんとビックリ3万円オーバー!アリーナのスタッフさんからも、「観客席から垂らすので十分だと思いますよ」とアドバイスがあり、結局その形に落ち着きました。(大きな施設ともなると、使用料も桁が違うのですね...)

 最後には押せ押せで時間がなくなってしまいましたが、審判役の皆さんはロビーに場所を移し、撥ね矢の場合などを想定したプチリハーサルを敢行。地方大会の常として、次競技者がレーン審判を兼務する以上、その不慣れさを織り込んだ対応が審判団にも求められます。少しでもスムーズな競技進行のための意欲が、ここにも感じられました。

 私はというと、事前準備では大会プログラムや得点票などの印刷物全般を、当日は記録係として集計を担当します。記録も滞ると競技進行に悪影響を与えますが、急ぎすぎて集計ミスがあっては身も蓋もなく、正確さとスピードの両立をどれだけ図れるか、細かな段取りも詰めていかなければなりません。

 まだまだ各所でやることは山積みですが、参加される皆さんに少しでも楽しんでいただけるよう、頑張って追い込みをかけていきたいと思います。

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13、14人目の六段が誕生!

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 協会既報の通り、去る6月8日に実施された今年度第1回目の六段昇段試験(1)で、新たに2名の六段が誕生しました。お一人は、千葉県会長/なごみの和市川支部長のHさん、もうお一人は、中国ブロック長/筆の里くまの支部長のT本さんという、ベテランのお二人です。

 Hさんは千葉で3人目の六段ですが、その内の1名は史上二人目の六段であるO形師範で、なんと同じ支部。同一支部で3名の六段を抱える、茨城の石岡支部には及ばないものの、僅かしかいない六段が複数在籍しているだけでも、非常に稀なことでしょう。同支部のホームページでは、「続々と昇段しています。 すごいハイレベルな支部になりました。」とありますが、謳い文句に相応しい快挙を、支部長自ら達成されたことは、素晴らしいのひと言に尽きます。

 一方のT本さんは、私が今さら説明するまでもなく、西日本を代表する重鎮のお一人。全国大会(現・全日本選手権)、青柳杯をはじめとして、西日本の各大会でも数々の優勝・入賞実績を誇り、準師範にも列せられています。

 何度か大会でお目にかかったことがありますが、印象に残っているのは初めてお会いしたときのこと。3年前の京都宇治支部大会で偶々隣り合ったレーンとなり、少しだけ話を伺う機会がありました。詳しくはその際のエントリに書きましたが、「色々使って試してみたけど、筒の重さはあんまり関係ない」というひと言に、重めの筒ほど安定するのだろうと単純に思っていた当時、非常に驚いたのを覚えています。

 勿論、理屈としては重いほど手ぶれしにくくなるのでしょうが、結局の所はしっかりとした呼吸(吹き方)が出来ていない限り、あまり意味のないこと。まさに「弘法筆を選ばず」で、用具がどうのと言う前に、自らの呼吸によくよく意識を置くべきだと、(勝手な思い込みかもしれませんが)勉強させていただきました。まだまだ現役バリバリの競技者でもありますから、またどこかの大会でお目にかかった時に、直接お祝いを伝えられればと思います。

 何はともあれ、新六段のお二方、本当におめでとうございました。



6月11日・夜間の部

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 6月前半の夜間。仕事帰りの方にはちょっと厳しい雨模様、また体調を崩された方もあるなど、久々に10名を切る8名での練習となりましたが、S木(由)さんが体験希望のご友人を連れてきてくださったこともあり、まずまず賑やかな回となりました。

 S木(由)さんご自身、日曜日の昼間に参加中のM月さんから紹介を受けて入った方で、こういう風に輪が広がっていくのは、本当にありがたいこと。全国的に見て、会員増に最も寄与しているのは、体験会や公民館等での講座・教室なんだろうと思いますが、友人・知人・親戚へのクチコミ効果の割合もかなりあることでしょう。

 さて、そんな経緯で体験にいらしたO上さんですが、吹き加減が分からず苦戦したのはほんの最初だけ。あっという間に、いい音で矢が刺さるようになりました。体験のついでと参加していただいた、3ラウンドの記録会でも、体験用の筒と矢で75点という二級合格相当のスコアを出すなど、どうやらセンスはバッチリ。ぜひ次回以降も足を運んでいただければと思います。

 また、前回絶好調だったW辺さんは、その余勢を駆って二級への挑戦をを申し出られました。練習でもまずまずまとまっていたのですが、的外のパネルに当ててしまう1本があるなど、残念ながら不合格。いざ試験となると、思った以上に緊張されたようでもありますが、基本動作にもまだまだ難あり、といった感じです。見方を変えればいくらでも向上(改善)の余地はあると思いますので、ぜひ次回こそスッキリ合格といきたいですね。

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6月8日・焼津の練習

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 6月前半の焼津には、22名が参加。すっかり20名オーバーが定着した感があります。この日は曇りがちで、風もあったからか比較的涼しく感じられた天候でしたが、これだけの人数が締め切った部屋にいると相応に暑く、今年初めて冷房が稼働。快適な環境で吹矢を楽しむことができました。

 冒頭の恒例・記録会は、人数の多さから普段の3巡ではなく6レーン×4巡で実施。こうなると、ちょっとしたミニ大会のようでもあり、何となく緊張感が高まるようにも思えます。そんな今回は、90点台3名を筆頭に高得点が連発。東海ブロック大会を控える中、調子の上がってきた方もチラホラ見られました。

 また、この記録会で91点を出したI原さんは、M野さんの「受けてみればいいのに」という勧めも後押しし、練習後半で二級にチャレンジ。結果はというと、問題なく合格されました。まだ入って間もないのですが、飲み込みがよく基本動作にも忠実で、少なくとも初段くらいまではあまり苦労することなく、ステップアップしていけるのではないかと思います。

130608_1.jpg▼藤枝体験会組のW辺さんが6mでパーフェクト。自宅でも熱心に吹いていらっしゃるようです130608_2.jpg▼S田さんは10mで見事な満点。ブロック大会は8mでの出場ですが期待大ですね130608_3.jpg▼I原さんは練習でもパーフェクト。この後、二級に悠々合格されました130608_4.jpg



的の高さの話

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 ご承知の方も多いと思いますが、去る2月に本部の競技規則が一部改定となりました。その中で話題になっていることといえば、的の高さについての記述変更でしょう。具体的には、

設置する高さは、黒点の中心を床上160cm(130cm)とする

とされていた部分が、

設置する高さは、黒点の中心を床上 160cm 又は 130cm の 2 種類とする。(本人の申告制 とする)

と変更されたのです。また、障がい者部門とジュニア部門に関しては、従来より160cmと130cmの2種類を自己申告で選べる旨が明記されていましたが、今回の改定により一般の競技規則と表現が統一されました。

 文字面だけなら、一般も二種類の高さから自由に選べるようになった、とも読めるこの改定。しかし、私自身は「ルールが変わったわけではないのでは...?」と受け取っています。過去のエントリでも書いた通り、改定の件は当支部でも皆さんに伝えているものの、少々否定的なニュアンス混じりで説明したのが、実際のところでした。

 そもそも、160cmと130cmという二種類の高さは、何故存在しているのか。ジュニア部門と障がい者部門が申告制であった理由は、背の低さ、あるいは車椅子に乗っているなど、「160cmではさすがに高すぎる」場合があるから、というのが自然な理解だと思います。

 例えば、当支部のH川さん(車椅子)は、以前「160cmで吹けと言われればいくらでも吹くけど、自分で矢が抜けないからなぁ」と仰っていました。成長途上のジュニアにとっても同様ですが、こちらは呼気がまだ十分に強くないため、成人以上に高すぎる的へ吹くのが難しい、という側面もあるでしょう。いずれにせよ、こうした場合のための「130cm」であるのは明白です。

 一方、一般の競技規則でも、「160cm(130cm)」と非常に控えめかつ曖昧な表現ながら、選択の余地はあったことが伺えます。女性の方など背が低いケースも少なからずありますから、その場合はジュニア等と同様の理由で130cmを選べて当然のはず。ただし、「大人は160cm」という一律の運用が大半だったのは実感するところですし、各現場でどの程度130cmの適用があったか、その辺りの疑問は残ります(適宜対応してきた支部、指導員の皆さんには、失礼ご容赦ください)。

 また、本当に「誰でも160cm/130cmを選べる」と変わったのであれば、こんな重要なことに何のアナウンスもないのは不自然でしょう。何しろ、競技の難易度に関わること。例えて言えば、一般(成人)のハードル競走で、ハードルの高さを任意に選べるようなものです(そんなことは、ありえませんよね)。

 つまり、これらを総合すれば、今回の改定は「表現が改まっただけ」であり、「原則として的の高さは160cm、場合によって130cmを選択できる」というルールに一切の変更はない、という解釈が、最も妥当ではないかと考える次第です。

 ただし、改定にあたって一切の条件が付記されていないのは、いかにも手落ちでしょう。本来、こうした規則・規約は、誤解・曲解されるような曖昧な部分を残すものではないからです。これまで殆どなかったであろう「130cmも任意に選べる」という解釈が、実際に各所で持ち上がっていることからも、「言葉足らず」なのは明らかで、表現を改めるのであれば、

設置する高さは、黒点の中心を床上 160cm 又は 130cm の 2 種類とする。(ただし130cmは本人の申告制 とし、○○が可否を判断する)

といった形がベターだったように思います(○○の部分は、審査員、審判など、その場における責任者の意)。併せて、130cmを選択できる条件を具体的に書ければなお良いのですが、この線引きは非常に難しい作業でしょう。

 勿論、「大人は160cm」という固定観念に囚われるあまり、「自分で矢を抜けない」「筒を上に向けすぎて矢が口に入ってくる」といった、現実に不都合が生じている方々がいらっしゃるとしたら、当然の権利として130cmを選択できるという、ルールの徹底は不可欠。何故このタイミングだったかは不明ながら、改訂の理由はその辺にもあるような気がします。

 とはいえ、これらはあくまで私見。改定された規則に補足がない限り、勝手な解釈を垂れ流しているだけかもしれませんが、そこは「表現の自由」ということで、平にご容赦ください。ただ、仮にもスポーツである以上、明らかに負荷の低くなる条件が無条件で混在できるとしたら、やはり違和感を覚えざるを得ないというのが、正直なところです。



コメント消失のお詫び

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 承認していないため表には出ていませんが、ここ最近スパムコメントが山のように投稿されています。あまりに酷いので、根本的な対応として特定IPアドレスからのアクセスを拒否する作業を行っていたのですが、スパムコメント削除と並行していたところ、手順が悪かったのか過去に(ご覧の皆さんから)いただいたコメントまで、20ほど消えてしまいました。

 コメントしてくださった方々にお詫び申し上げますとともに、上記事情をご理解いただければ幸いです。

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6月2日・静岡の練習

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 6月に入って最初の練習日です。例年より早めの梅雨入りとなりましたが、雨の予報はどこへやら、まずまずの天候に恵まれた一日。そんな回には、17名が集まり、賑やかな時間となりました。

 月の前半ということで、冒頭では恒例の記録会を実施。東海ブロック大会まで一ヶ月を切ってきたからか、参加される方を中心にまずまずのスコアが並びました。上位を窺うにはもう一押しが欲しいものの、残り4週間弱ありますので、徐々に仕上げていければ、といった感じでしょうか。

 また、初心者層も多数参加する大会ということで、記録会の後には再確認の意味も含め、互審制についての説明を行いました。更には、基本動作で気を付けたい部分も解説。試合や試験といった緊張する場で普段通りの力を発揮する上でも、基本動作の正しい実践は不可欠ですから、ぜひ本番でもそれを忘れずに臨んでもらいたいものです。

 後半は通常練習。私は体験にお見えになったM月さんご夫妻の指導にあたりました。お二人は、3月に開催した藤枝の体験会に参加された方々で、全くの初心者というわけではありませんが、3ヶ月ほど経っていることもあり、基本から説明することに。短い時間ではありましたが、スポーツ吹矢の魅力を改めて感じていただけたご様子で、支部入会が仮決定。次回は、用具購入などについて、詳しい説明を加えたいと思います。

 さて、この体験指導の最中には、N西さんの二段試験も実施されました(審査は妻が担当)。レーンの端と端だったこともあり、試験中の得点などは殆ど分かりませんでしたが、終了後には「N西さん、二段に合格です!」のコールが。勿論、全員が拍手喝采です。

 思えば、3年前の7月に初段合格後、挑戦すること四度(五度目だったかも)。私共が二月に上級公認指導員となるまで、支部での試験はタイミングが限られていたこと、また現役で自営されているため、頻繁な受験が叶わなかったこともあり、受験可能期間としては2年半近くかかりましたが、遂に努力が実を結びました。

 どれだけ練習で好スコアを連発する方でも、試験で100%合格することはありません。とはいえ、何度も不合格が続けば、「もう試験はいいや」と諦めてしまう場合もあるでしょう。そうならず、コツコツと実力を上げ、こうして合格した姿勢には、我々支部のメンバーにとって見習うべきところが多いです。合格後は早速10mでの練習を始めたように、次の三段へも意欲的。新たな挑戦も、皆で応援していきたいと思います。

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