藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツ吹矢協会 静岡・焼津支部: 2014年7月アーカイブ

2014年7月アーカイブ

7月26日・藤枝サークル

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 前回は体験会として実施した、藤枝サークルの定例練習。今回は通常練習ながら、前回参加された男性お二人の再体験と、その際に都合が悪く参加できなかった女性お二人を加え、会場内に10名以上が集う時間となりました。

 藤枝では、サークルで持っている的台(および的)が4つしかなく、メンバー4名、体験者4名ではレーンが足りません。こうした事態は予め分かっていましたから、今回は緊急措置として私が自宅から的台+的を3つ持ち込み、計7レーンを立てることに。一応、増やした分は体験者用に割り振ったものの、メンバーの「空いたのでどうぞ」という声がけもあり、途中から男性二名(O塚さん、N田さん)は一緒に吹く形となりました。

 幸いにして、双方のコミュニケーションもあり、O塚さん、N田さんともに馴染んでくださった様子。元々、続ける気満々でお見えになったようでしたが、それぞれから用具の注文もいただき、藤枝サークル初のメンバー増は確定といってよさそうです。今回はお越しいただけませんでしたが、前回早々に用具を注文された女性の方もいらっしゃいますので、8月からは賑やかな練習になることでしょう。

 そして、今回初体験の女性お二人ですが、30~40代の方と、70代の方という組み合わせでした。最初は、親子かと思ったところ、話を伺うと以前に職場で一緒だったとのこと。お帰りの際には「とても楽しかったです」と言ってくださいましたが、雰囲気としては「高齢の方でも楽しめそうなスポーツ」として、文字通りの体験(お試し)をしてみたかったのかな、という印象でした。

 率直に言って「次はなさそう」という気はしましたが、スポーツ吹矢の存在を知っていただけただけでもありがたいことですし、若いほうの方は、当支部員・S田さんと現在同じ職場にいらっしゃるそうですので、そういった繋がりからいずれは...という流れを期待したいところです。

▼昨年11月の会場下見練習以来、久々に7つの的が並びました。これが常設になるといいですね140726_1.jpg▼サークル活動開始後初めての「交替で吹く」シーンも見られました140726_2.jpg▼先輩として格好いいところを!その1。Tさんが9mで二度目のパーフェクトです!140726_3.jpg▼先輩として格好いいところを!その2。K藤さんにも「久々だぁ」のパーフェクト(8m)が!140726_4.jpg▼定点観測第4弾。会場裏手の稲は、ますます生長しています140726_5.jpg



【注】支部数の情報は、2014/7/15時点で協会公式サイトにて確認できたものです

 定点観測シリーズとして5回目となる、「支部数から見る普及状況」です。毎回述べているように、この項は「○○県は多いから云々、◎◎県は少ないから云々」と、各都道府県を上げ下げするのが目的ではありません。全国の普及状況を数値化し、そこから何かが読み取れないか、という試みであることをご理解いただければ幸いです。

 それでは、お馴染み(?)「支部密集率」の上位・下位各10都道府県をご覧ください。いつものように、人口データも最新の数値で置き換えていますので、密集率の(数値上の)価値は前年と100%イコールではありませんが、せいぜい誤差レベルですから、問題はないはずです。

top10_2014.gif まず上位10都県から。一見して分かるのは、共に1年で6支部ずつ増加した和歌山と鹿児島が、初めてランクインしていることでしょう。過去4回、小さな順位の上下以外には入れ替わりのなかったトップ10(神7ならぬ神10)ですが、東京と千葉がそれぞれ12位と14位に後退、大きな地殻変動が起きました。

 ランク外では、昨年12位の岡山が4支部増えて11位に入っているのが目を惹きます。また、11位だった佐賀は1つ増えたものの、その勢いを上回る県が多かったことから、順位としては2つ下がって13位。昨年「もう1支部増えれば7位相当」と書いたことを考えると、上位の伸び率が全体的に大きいことが窺えます。

 一方の下位では、6支部が誕生して倍増以上の規模となった岐阜が、大きく順位を上げて(24位)姿を消しました。代わりに入ってしまったのは、支部を2つ減らした長崎。様々事情はあるのだろうと思いますが、これまで支部数減でここまで順位を落とした例はないだけに、逆の意味で目を惹いてしまいました。

 支部を増やした都道府県が順位を上げる。至極当たり前のことなのですが、上位と下位を比べた場合、明確に違いが顕れています。例えば、今年(2014年)だけで見ても、上位10県で26支部が誕生したのに比べ、下位10府県では僅か1。前者が6.5%増、後者は1.9%増と、差が広がる一方であることが分かります。下位を20府県にまで広げても、増加率は同じく1.9%でコンマ以下の違いしかありません。

 当然、伸び悩んでいる地域には、色々な面で理由があることでしょう。地元のご努力だけでは如何ともしがたい部分もあることと思いますが、下位10府県中、大阪以外は今年度の強化地域に指定されていますし、今後も様々な対策が実施されることと思いますから、来年は上位だけでなく下位にも大きな(良い意味での)地殻変動が起こることを期待しています。

■2013年 続々々・全国の普及具合を支部数から考える
■2012年 続々・全国の普及具合を支部数から考える
■2011年 続・全国の普及具合を支部数から考える
■2010年 全国の普及具合を支部数から考える

7月22日・夜間の部

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 7月後半の夜間には、8名が集まりました。このところ、参加者ヒト桁が続いていて少々寂しい中、今回久々にO上さんの姿が!事情で暫くお休みの旨は伺っていたのですが、実に半年ぶりの出席です。練習では、ブランクを感じさせない吹きっぷり(と基本動作)で一安心。まだまだお忙しいかもしれませんが、改めての熱心なご参加をお待ちしています。

 そして、体験者が2名。前回に引き続いての、Y崎さんとA藤さんです。今回は時間に余裕もあったため、吹き方の基礎(復習)から基本動作の実践まで、もう少し突っ込んだ体験をしていただきました。覚えたての基本動作で吹くと矢の行方がバラバラになる方も多いのですが、お二人の場合は飲み込みが早く、ただ吹くだけの時よりもしっかり当たっているように感じられました。

 体験の結果としては、かなり気に入っていただけたご様子。前回、的の下(保護パネル)に当たることの多かったA藤さんは、「向いていないと思っていた」そうですが、今回筒を構える高さのコツを何となく掴んだようで、劇的に改善されましたから、決してそんなことはないと思います。ひとまずは、お二人揃って「続けてみます」とのお返事をいただくことができました。

 用具の選定など、細かな説明は次回に持ち越しとなりましたが、このところ停滞気味だった夜間にとっては、まさに待望の新人さん。ぜひ末永く続けていただければと願っています。

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第8回青柳杯大会を振り返って

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 今年も、青柳杯が終わりました。例によって、簡単な考察を記しておこうと思いますが、今大会をひと言でまとめると「ハイレベル化に更なる拍車、女子は急激な上昇」とでも表現できるでしょうか。

 まずは、過去5年の男女予選成績(上位20名、2010年は男女混合のため参考値)を並べてみました。

aoyagi2014.gif 前述の通り、一目で分かる変化として、女子部門の大幅な競技レベル向上があります。参加人数が25%増加したことから、直前のエントリで「最低でも182点、期待値込みで184点」と予想した予選通過ラインは、一気に六段合格相当の186点にまで引き上げられました。昨年まで、「最低でも(トーナメント進出のための)同点決勝」が確保されていた180点は、いきなりベスト16圏外に弾き出されてしまっているほどです。

 また、予選最高得点が女子によって記録されたことも、目を惹く部分でしょうか。前半3ラウンドを終えた時点でのトップは、男女とも101点でしたが、男子が1名に対し、女子は2名いたことも特筆に値するでしょう。ただし、ハッキリした傾向としてレベル向上が見られる男子と異なり、現状では「あくまで今年の結果」に過ぎない点は注意が必要です。

 一方の男子。予選通過ラインが190点であるのは昨年と変わりませんが、6名のうち2名(つまり3分の1)だった決勝進出確率は、僅か7分の1となりました。六段合格相当の186点も、とうとう20位圏外に追いやられています。

 この調子で更にレベルが上がれば、来年は「192点でもトーナメントに進めるか分からない」状況が十分に起こりうるでしょう。再三指摘している通り、現在の男子部門出場者数は、ベスト16がトーナメント進出できていた男女混合時代の総出場者数を大幅に上回っています。単純な得点の積み重ねで決勝進出が決まる選手権と異なり、決勝トーナメントで予選点数が意味を成さない(組み合わせ上のことだけ)青柳杯だからこそ、男子の決勝枠拡大は検討を強く願う部分です。

 仮に、男女共通化した進行の問題でベスト8は動かせないのであれば、トーナメント進出枠を賭けた同点決勝は、1本勝負ではなく1ラウンド勝負、しかも基本動作採点付きというのはいかがでしょう。本来、基本動作の採点は、「競技点(素点)で差が付かない」時こそ、より有効に働くはずです。そういう意味では、決勝トーナメント本戦以上に必然性が高いように思われるのですが...。

 とはいえ、190点にも届かなかった身では、単なる負け惜しみ。一度くらいは、同点決勝に敗れた立場で、愚痴のひとつも言ってみたいものです。



昇段試験@沼津→静岡の練習

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 日曜日、午前中は三島・沼津L&G支部からの依頼を受け、沼津で昇段試験の審査を担当してきました。今回受験されたのは、二段4名、三段1名、四段3名の計8名。試験は、会場の半分を使い、二段の4名と三段・四段の4名という二班に分けて実施しました。

 沼津会場を訪ねるのは、やはり審査を担当した昨年5月以来、約1年2ヶ月振り。相変わらず人数も多く、活気ある練習風景でしたが、試験中は(普通に練習している方を含め)緊張した静かな空気が流れていたように思います。

 結果はというと、二段のうち2名が数点足りなかったものの、6名の皆さんが無事に合格されました。特に四段の3名は、五段相当、六段相当といった高レベルな点数で基準をクリア。前回審査時に、Y岡支部長が「支部の精鋭たち」と評した皆さんだけあって、ここでも見事な合格っぷりでした。

 その後は、ミーティングを挟んで実施した団体戦に混ざり、昼食までご一緒させていただきました。その際にも色々とお話を伺いましたが、現在同支部では沼津・三島・函南の3会場で定例練習を開催されています。既にサークルとしても確立している沼津・三島と比べ、函南はこれから(地元の)メンバーを増やしていこうという段階のようですが、これまでの活動実績を見る限り、そう遠くないところで成果が形になるものと期待しています。

 このように他支部の会場にお邪魔することは、非常に刺激になりますし、実際今回も多々参考となる発見がありました。平日に動けないため、そう頻繁にリクエストにお応えできないのが申し訳ないのですが、必要に応じてまた気軽に声をかけていただければ幸いです。互いに良い影響を与え合って行ければいいですね。

 そして、沼津を後にして向かったのは、静岡の定例練習。半分ほど時間が過ぎたところで会場入りすることが出来ました。今回はちょっと少なめ、15名の参加ということもあり、練習後半で「1本吹き選手権」をやろうという話になっていたようです。

 これは、以前にも何度かやってみたことがあるように、黒点から最も遠い人が一人ずつ脱落していくという、いわばサドンデス・ゲーム。私は、この「1本勝負」というのにからきし弱く、記憶の限りで県大会などの同点決勝に勝った試しがありません。先日の東海ブロック大会でも、4名による3位決定戦で最下位(=4名中4位)に沈んだばかりです。

 それが、今回は参加した回(7名での勝負)で一度も7点を外すことなく、するすると勝ち残ってしまいました。恐らくは突然変異的なもので、再現性の低い話のようには思いますが、自分の中で大変画期的な出来事には違いありません。ここぞの集中力を養う練習になるでしょうし、目先が変わって面白い試みでもありますから、また折を見て実施したいところです。

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川根本町@24回目

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 19日は月イチで川根本町にお邪魔する日でしたが、残念ながら事務局兼任のK原さん以外、参加者はありませんでした。その前々日、17日夜間の自主練習は4名で催されたようですので、やはり日曜日の午前中という時間がネックなのかもしれません。

 今回、K原さんには、前回訪問時に見事合格された三段の認定証を手渡しました。公認指導員認定試験の日程もお伝えしましたので、今後は11月に向けて準備を進めていただくことになります。そこで無事合格となれば、我々がいなくても指導の問題がなくなりますので、参加者のご都合がつきやすい日程を組めるようになるでしょう。

 あまり発破をかけすぎてプレッシャーとなってもどうかとは思いますが、川根本町の普及においての、大きなポイントになる指導員誕生が、今から大変楽しみです。

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 ■本日のオマケ(久々)

 現在、川根本町も沿線になる大井川鐵道では、SL機関車の一輌が「きかんしゃトーマス」として運行中です。練習中にも、「(時間的に)これがトーマス号だな」という汽笛が聞こえましたが、利用者の減少とそれに伴う経営悪化で、運行本数を大幅に減らすなど苦戦が続いている大鐵(だいてつ)にとっては、まさに勝負をかけた企画。幸いにして、全運行日の予約は早々に埋まったようで、見物目当ても含めれば、結構な数の観光客が訪れているものと思われます。

 次回訪問時には、千頭駅まで足を伸ばして、実物を見てみたいものです。



第8回青柳杯大会

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 7月16日(水)、墨田区総合体育館で「第8回青柳杯大会」が開催されました。当支部では私のみ(1名欠場)、他支部などからを含めても静岡県勢は5名に留まり、ここ何度かの本部大会では最少の参加状況だったように思います。

 全体のエントリーは、男子435名、女子155名の、合計590名(エントリー確定時)。前項でも触れたように、女性の参加者が昨年比で25%増となり、決勝進出を巡る戦いの激化が予想されます。また、男性側も関西の実力者が初参戦されるなど、シビアな争いにより一層拍車がかかりそうな予感もありました。

▼すっかり見慣れた、会場の墨田区総合体育館です140716_1.jpg 大会のレーン割り、進行などは、第7回とほぼ同様。100レーンに最大6名ずつ、午前・午後に各3ラウンドの競技、その後決勝トーナメントというお馴染みのものでした。また、受付開始30分以上前から続々と集まってくる参加者の体調に配慮してか(何しろ、朝から暑かったです)、8時半には入場が開始され、受付時間も予定の9時から前倒しに。昨年もそうでしたが、結果的に受付自体もスムーズに進み、ありがたい措置でした。

 開会式もいつも通り行われましたが、ひとつ違ったのは、A井先生の号令のもと、吹矢体操の代わりに整理体操が行われたこと。「整理体操って?」と感じる方が多いと思いますが、これは支部練習などの最後に実施されることを想定し、新たに作られた体操で、会報4月号にもチラッとその名前が出ているものです。(吹矢体操、介護予防体操とともに収録されたDVDが、近日発売されるそうです)

 私自身は先月末の教育部会議で初めてその存在(内容)を知り、先日の障がい者指導のための講習会で、A井先生から教わったばかりでもあったので、「あれかぁ」と思うことができました。ただ、周りからは「この体操は何?」といったとまどいの声が多く聞こえ、体操そのものも、まさに見様見真似。競技に直接的な影響がない部分とはいえ、進行上説明が不足していたような気はします。(普通に吹矢体操をやり、閉会式で整理体操でもよかったような...)

▼25レーン×4ゾーンの設営もいつも通り。何度見ても壮観です140716_2.jpg▼吹き終わった後、一斉に的に向かう光景も、知らなければ不思議に映るでしょうね140716_3.jpg そして、いよいよ競技開始。男子部門、今年は192点が予選通過ラインと踏んでいましたので、いかに20点台を出さないかが勝負の分かれ目です。しかし、1ラウンド目からいきなり29点を出してしまい、まさに「やってしまった」という出だし。続く2、3ラウンドでも矢をまとめきれず、31点×2で、前半折り返しはガッカリの91点。

 一縷の望みはあると挑んだ後半も、4ラウンド目に33点を出したものの、「これならいけるかも」と希望的観測が頭を過ぎったのが災いしたか、5ラウンド目は29点で完全に終戦。6ラウンド目に再び33点は出ましたが、合計186点と31点平均をキープするのが精一杯の競技内容でした。

 と、ここで昨年大会の際のエントリを見てみると、4ラウンド目の35点が33点になった以外、殆ど同じであることに気がつきます。前半91点→4ラウンド目で「おっ」と色気が出て→5ラウンド目に29点で終戦→6ラウンド目に焼け石に水の33点、という展開まで、わざと再現でもしたのかと思いたくなるほど。

 昨年は、「前向きに捉えれば『伸びしろ』」と書きましたが、結局は一年経っても「まるで成長していない」わけで、決勝に進めなかったこと以上にショックを感じているところです。敢えてよいところを挙げれば、3点がなかったことくらいでしょうか。何が足りず、何がダメなのか、非常に難しい宿題を課されてしまいました。

 と、そんな中途半端な私はさておき、個人的にも嬉しいことが決勝トーナメントで起こりました。ひとつは、富士的矢支部のS山さんが、7・8位決定戦(2枠を4人で争う一本勝負)を勝ち抜き、静岡県勢の女子として初めてのトーナメント進出を決めたこと。

▼7・8位決定戦の採点を待つS山さん(右)。昨年優勝のO越さんを退け、トーナメント進出を決めました140716_4.jpg その後のトーナメント戦では、一回戦で33点を出しながら、またもや同点一本勝負となるも、堂々とした吹きっぷりで勝ち抜け。続く準決勝こそ、ご本人曰く「嫌い」な一本勝負が重なって集中力に影響があったか、矢が上下にバラけてしまい残念ながら敗退となりましたが、三度目の出場で見事表彰台(3位)の栄誉に輝きました。勿論、これも静岡の女子としては初の快挙です。

 先日の東海ブロック大会の優勝に続き、青柳杯3位となったことで、間違いなく「東海No.1女子」の座に就いたといっていいS山さん。今後は、静岡のみならず、全国的な注目も高まりますが、羨ましくなるほど肝の据わった方なので、そんなプレッシャーも力に変えて、更に活躍されることと大いに期待しています。おめでとうございました!

▼準決勝を吹く4名(左端がS山さん)。成績もさることながら、基本動作が綺麗な方々ばかりでした。140716_5.jpg そして、もうひとつの「嬉しいこと」は、奥さまと共に初出場された大阪のS藤さんが、並み居る強豪をものともせず、初優勝を飾ったことです。これまで、関西・西日本圏の地方大会において数々の優勝を手にし、「最低でも表彰台」が当たり前の、誰もが一目置くような存在でしたが、本部大会に参加されたことがなかったため、関東圏の方々からは「知る人ぞ知る」といった知名度だったのではないかと思います。

 勿論、知名度で矢を吹くわけではありませんが、本部大会の常として、9割以上を関東勢が占める中、「S藤さんって、どんな人なの!?」と感じた方が多かったであろうことは、想像に難くありません。そんな場で、初めて関西(以西)の選手が、しかも確たる実績を積まれた方が優勝したという事実は、ひとつのエポックメーキングな出来事といって過言ではないでしょう。

▼男子の部決勝戦。右側のサウスポーがS藤さんです140716_6.jpg そして、このS藤さんの優勝を「遙々大阪から出場して優勝なんてすごい!」だけで済ますのか、「まだ見ぬ西(あるいは地方)の強豪にもっと出てきて欲しい!」と思うのか。参加者の意識の問題に留まらず、主催する協会としても、大会のあり方を長期的かつ広い視野で考えていく、ひとつの契機にしていただければ幸いです。

 話が少々逸れましたが、S藤さんとは何度か西日本の大会でお目にかかり、3月の静岡・焼津支部大会にも来ていただいた縁もあり、女子の部のS山さん同様、決勝トーナメントでは手に汗握りながら観戦していました。周囲からの「達人」の声にも、ご本人は謙遜されて「達爺」と仰っていますが、日本一となったからには「達人」として、ますます活躍されることを願っています。本当におめでとうございました。

▼表彰式。女子優勝のW邉さんは、2010年の全国大会に続いての「日本一」です140716_7.jpg▼皆さん凄いのですが、優勝、3位、3位と3年連続表彰台のT橋さん(右から2番目)の安定感ときたら!140716_8.jpg▼こちらも毎年お馴染み、猪狩副理事長の力強い閉会の言葉で大会は無事終了しました140716_9.jpg▼無理を言ってS藤さんご夫妻の記念写真を撮らせていただきました。素敵な笑顔です!140716_10.jpg▼決勝トーナメントの最終結果。いつかはボードに名前を載せたいものです140716_11.jpg ところで、今回の大会では、いつも何かしら感じる「それはどうなの?」という部分が、(個人的には)ありませんでした。決勝トーナメントで若干進行にもたつきがあったり、ミスを防ぐ意味で得点公表があった方がよかったのでは、といったことはありましたが、本部主催の大会としてさすがによく錬られた、素晴らしい運営だったのではないかと思います。

 ただ、不満ではありませんが、ひとつだけ触れておくと、的台の不具合(下がってしまった?)が発生して、何度か進行が止まったことが気になりました。実は、先日の東海ブロック大会では、採点・矢抜きの直後に、オリジナルの的台が崩壊(!)するという、矢抜きの前だったらと考えるとゾッとする事態がありました。競技中のアクシデントに繋がると事後処理が大変にもなりますので、念には念を入れた調整・確認をお願いしたいところです。(スタンドも経年劣化するものでしょうし)

 何はともあれ、今回も無事故で大会を終えることができたのは、実行委員会始め大会に携わられた皆さんのご尽力の賜物と、この場を借りて感謝申し上げます。また、再会することのできた各地の皆さん、参加された全ての方々に、「お疲れ様でした!」。

第8回青柳杯大会を控えて

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 第8回を迎える青柳杯大会が、明日に迫ってきました。そこで今年も、参加者の県・地域別データを集計し、気がついた点にいくつか触れておこうと思います。まずは、集計結果をご覧ください。

2014aoyagi_entry.gif 全体としては、「9割超を関東が占め、その他地方は1割未満」という傾向に変わりありません。昨年比で、両者3ポイント縮まっているものの、有意とまではいえない程度の差です。

 ただし、(表にはありませんが)都府県別の構成を見ると、17都府県から24都府県に増加しており、こちらは目立った変化といえるでしょうか。昨秋の選手権でも同様の傾向が見られましたが、「全国組織の一大イベント(大会)」として、若干でも望ましい方向性を示していることは、評価すべき点かもしれません。

 そして、もうひとつ。男女比にも明確な変化が顕れました。昨年、一昨年の女性エントリ数は123名、122名と、ほぼ同数に留まりましたが、今年は155名と実に25%増。全体に占める割合も、4分の1を超えています。再三指摘しているように、青柳杯が男女別の大会になった際、男女8名ずつに改まった決勝進出枠と男女比は、年々アンバランスさを増してきました。まだまだ差は大きいものの、その傾向にブレーキがかかったことは、好ましいことでしょう。

 また、アンバランスさが僅かでも改善したことは、当然ながら女性部門の予選激化に繋がるはずです。昨年、ついに188点では決勝に進めなくなった男性部門と比べ、男女別開催となって以降、殆ど変わらなかった予選通過ラインも、今年は底上げされる可能性が高いものと思われます。最低でも182点、期待値込みで184点と予想しておきましょう。

 さらに、ルール面の変化として、昨年大会で決勝トーナメント(の決勝戦)でのみ採用された「基本動作採点」が、準決勝から適用されることも見逃せません。ただし、従来と同様の採点方法だった場合は、その実効性に若干の疑問符がつくようにも思えます。

 採点方法は、最初と最後の礼をひとまとめにした上で、7つの基本動作それぞれに1点を配し、最大7点を加点する、というものですが、昨年大会と選手権の結果を見る限り、審査員の平均値、もしくは合議の上0.5ポイント刻みで採点をしているように見受けられました。

 この何が問題かというと、「競技点(素点)が同点、もしくは基本動作点に大きな差がつく場合以外、結果に影響しづらい」点。例えば、素点が両者31点であれば、例え0.5ポイントでも基本動作の評価に差が出れば、結果に関わってきます。あるいは、31点、29点といった場合でも、基本動作点に3点、5.5点と差がつけば、後者が逆転勝利となります。

 しかし、仮にも三段以上の競技の場で、基本動作に2ポイント以上の差がつくということが、どれだけありえるのか(あっていいのか)。素点は2点刻み、基本動作点は1点(もしくは0.5点)刻み、が変わらない限り、基本動作の優劣で勝敗がひっくり返る可能性は、想像以上に低いように思えます。

 基本動作点はあくまで補助的なものというスタンスであれば致し方ありませんが、もし、より勝敗に直結しうる(重要な)得点としたいのであれば、何かしらの改善が必要かもしれません。要は、「基本動作に多少の難があっても、とにかく点数を出せるA選手」と「基本動作がかなりよく、点数も(A選手に肉迫する程度に)出せるB選手」のどちらを評価するか、ということです。(善し悪しの問題ではなく、スタンスを明確にすべきという意味です)

 願わくは、「基本動作でしか差がつかなかった」ほどの激戦、熱戦となりますよう。私自身、参加する側ですが、さすがにその場には立てそうにありませんので(トホホ)、上位の皆さんに大いに期待したいと思います。

障がい者指導のための講習会

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 この日曜日、愛知県・刈谷市体育館多目的室で開催された、「障がい者指導のための講習会」に参加してきました。これは、協会本部の障がい者サポート部・A井部長と、教育部・Y田部長による、文字通り障がい者の方々へ指導するにあたっての知識と理解を深め、実践するための勉強会です。

 主催は愛知県協会でしたが、東海ブロックからも参加者を募り、当県からは県会長・県副会長合わせて4名が受講しました。当初の予定以上に申込みがあったようで、当日は朝から夕方まで3班に分かれての実施。我々は、その内第2班(12:15~14:15)の割り当てです。

 講座は主にA井先生が講師を務められ、「障がい者を対象とした単発の(もしくは数回の内の初回の)体験会」を開催する、という想定に基づき、必要な人員や体験のタイムテーブルといった段取りから、指導の上での様々なポイント(注意事項、禁止事項、教え方など)、便利な補助具の紹介まで、質疑応答や実践を交えながらの2時間でした。

 集まった指導員の皆さんそれぞれ、障がいのある方に指導をした経験を少なからずお持ちかと思います。私自身、何度かそうした機会を与えられてきましたが、障がいの内容、程度は、当然ながら一人一人異なります。いわば、その都度オーダーメードの指導が求められるといえるでしょうか。(といって、健常者相手ならば型通りの指導で許される、ということでもありませんが)

 そういう意味で、人数が多く時間も限られた中での今回の講習は、(語弊があるかもしれませんが)「最大公約数」的な内容が多かった点が、少々残念ではありました。勿論、皆さんが接してきた、あるいは思い描くシーン(障がいのある方)も千差万別ですから、個別に「こういう時はどうしたらいい」を言い出したらキリがありませんし、通常の指導でも応用が利きそうなものも含め、大変勉強になったのは間違いありません。(恐らくA井先生ご自身、もっと伝えたい、理解して欲しいという項目はあったはずです)

 望むらくは、これを単発のものとせず、第2弾、第3弾をぜひ企画していただければと思います。例えば、個別の事案に対応できる(情報を共有できる)、質疑・応答をメインとするような回であったり、(可能であれば)実際に障がい者会員の方にも参加していただく回など、切り口も色々あるのではないでしょうか。言うは易し...かもしれませんが、期待したいところです。

 最後になりますが、遠方よりお越しくださったA井・Y田両先生と、開催にご尽力くださった愛知県協会の皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。貴重な機会を、ありがとうございました。

▼会場の刈谷市体育館。様々な設備の整っている、立派な体育館でした140713_1.jpg▼実際の現場となる多目的室。刈谷翼支部の皆さんの定例練習場なのかもしれません140713_2.jpg▼A井先生の実演で、片手でも負担少なく楽しめる補助具の説明がありました140713_3.jpg▼参加者同士が指導役・体験者役として、実践的な指導をする時間などもありました140713_4.jpg



7月12日・焼津の練習

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 7月前半の焼津には、支部員18名と藤枝のMさんご夫妻、計20名が集まりました。

 冒頭の記録会では、Mさんからいくつか景品の提供があり(ありがとうございます!)、男女それぞれの第1位と、抽選で4名が品物をゲット!今回の練習に参加した(景品を手にした)方はラッキーでした。普段の記録会でこうした「ご褒美」を用意することは殆どないのですが、たまにはこういった趣向も考えた方が張り合い(?)になるかもしれませんね。

 そして、同じく冒頭の連絡事項では、前回の静岡でもそうしたように、先月の協会会報2ページ「スポーツ吹矢のQ&A」でも取り上げられた、「筒を上げる途中で矢が落ちた場合」のルールについて説明をしました。少し前に、同様の質問が練習時にあったのですが、その際の私の回答が中途半端で誤りも含んでいたに思ったためです。

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 これは、昨年2月に改訂された「競技規則」でも明記されています。協会公式ページでも確認できますが、該当するのは第7条の6項と7項。

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 会報のQ&Aでも「よくある質問」とされているように、基本的なことながら曖昧な認識でいる方も多いものと思われます。勿論、気を付けるのはこれだけではありませんが、たまたま支部で話題になった項目だったので、ピンポイントで説明させていただいた次第です。(Q&Aの4番目も意外な盲点で、そうと認識せずに違反している人が多く見られるように思います)

140712_3.jpg▼Gゴルフで忙しいのか(?)、3ヶ月振りに参加のY田(征)さんが9mでパーフェクト!140712_4.jpg▼練習終了近く、T花(順)さんもパーフェクトです(10m)。140712_5.jpg



7月12日・藤枝サークル(体験会)

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 以前にもお知らせした通り、今回の藤枝サークル定例練習は、メンバー増のための無料体験会です。藤枝の広報誌で告知をしたところ、6名のお申込み・お問い合わせがあり、そのうち4名が体験会に参加希望ということで当日を迎えました。(2名は日程が合わないため、26日の練習日にお見えになるそうです)

 ところが、ここで緊急事態(!?)。迎え入れる側のサークルメンバー2名が、お仕事の都合で参加できなくなってしまったのです。「こんな方々がやっていますよ」とご紹介するつもりだったのですが、こればかりは致し方ありません。今回の広報誌掲載手続きや、受付担当としてご尽力くださったMさんご夫妻とともに、体験のお手伝いをさせていただきました。

 今回お集まりになったのは、いずれも藤枝市内からお越しの皆さん。上記の通り4名の予定でしたが、男性の方が奥さまと一緒にお見えになり、急遽奥さまにも体験していただくことになったため、男性2名、女性3名、計5名での体験会です。

 体験の流れ自体はいつもと同じで、特筆すべきこともありません(ので、省略)。皆さん、興味深げに、また熱心に吹いてくださいました。終了時には、女性のお一人から早々に用具のご注文をいただき、男性のお一人も次回の練習日に参加したい(用具もそこで注文)とのこと。その他の方々は、交通手段の問題などで、定期的な参加がどうかなぁといったところですが、お二人から明確な「次」のご意志をいただけただけでも、この体験会は成功だったといえそうです。

 次回練習日に体験される方もいらっしゃいますし、少しずつ輪を広げていければと思います。Mさんご夫妻、今回もお手伝いくださったU山さん、お疲れ様でした。

▼皆さん、大変熱心に吹いていらっしゃいました。短い時間の中での上達ぶりも◎140712_1.jpg▼定点観測第3弾。会場裏手の水田では、稲がどんどん生長しています。140712_2.jpg



7月8日・夜間の部

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 下半期最初の夜間です。参加者数が停滞気味の最近、この日も突然の雨模様などがあってか、集まったのは今年最少の7名に留まりました。その分、参加された方にとっては、たっぷり吹ける機会ではありますが、ちょっと寂しいなぁというのも正直なところでしょうか。

 と、そんな今回、練習時間も後半に入ったところで、女性がお二人、見学にいらっしゃいました。少し前にお電話をいただいていたYさんと、そのご友人です。実は先月、静岡新聞社が毎月1回、女性読者向けに発行(中部地区のみ)している別刷り紙面「アステン」で、スポーツ吹矢が取り上げられました。といっても、スポーツ特集の片隅でニュースポーツを紹介する文字だけの記事中、非常にささやかな露出ではあったのですが、それをご覧になって問い合わせをくださったのがYさんだった、というわけです。

asten.jpg 残り時間数十分というところだったため、お二人には取り急ぎで簡単な説明と体験をしていただきました。致し方ないこととはいえ、少々中途半端で申し訳ありませんでしたが、相応にご興味は深めていただけたように思います。前述のような夜間の現状があるから、というわけでもありませんが、ぜひ再度の体験に来ていただければ嬉しいところです。



7月6日・静岡の練習

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 早いもので、今年も半分が過ぎました。梅雨明けはまだのようですが、7月ともなると「夏」ですから、日中の気温も上がります。例年なら、午前中に練習時間をずらしていたこの時期、今年はエアコンが導入されたことで、いつも通りの午後の設定となりました。参加者は20名。

 昨年同時期のエントリを読み返してみると、「朝から青空が広がり、気温もグングン上昇。梅雨明けを思わせるような天候」との記述。午前中から暑さに参っていた記憶もありますが、やはりエアコンの力は偉大です。皆さん、かなり快適に練習に励めたのではないでしょうか。

 さて、今回は、「調子が良さそうだったら受けます」と宣言していたS口さんが、一級の試験にチャレンジし、124点の高得点で見事合格されました。まだ始めて間もないこともあり、基本動作の習得は道半ばといったところではありますが、「自分のリズム」は持っていらっしゃるようで、テンポ良く吹かれています。徒に先を急かす訳ではないものの、S口さんのような方であれば、トントンと初段まで駆け上がっても問題ないようには思いました。

 また、冒頭の記録会では、U美さんが8mからパーフェクト。「2回目だー!」と大変な喜び様で、一同拍手喝采です。本ページ調べでは、3年前の10月に7mからパーフェクトを出した記録が残っています。その後、2012年5月にも2回記録しているようですが、これは大会練習用で6mからだったので、ご本人としてもカウントに入れていらっしゃらないのかもしれません。

 そして、記録会後の練習では、Y田(正)さんも10mからパーフェクトを達成。実は、U美さんの前回パーフェクト時、Y田さんも同じく記録されており、偶然とはいえ不思議な一致となりました。いずれも、U美さんが先に達成して...の流れですから、二度あることは三度あるかも?と、今後注目しておきたいところです。

140706_1.jpg140706_2.jpg▼U美さんの見事なパーフェクト。こちらまで嬉しくなるほどの喜び様でした140706_3.jpg▼Y田さんのパーフェクト。練習の様子を見る限り、このところ安定性が増してきたようです140706_4.jpg



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