藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部: 2010年12月アーカイブ

2010年12月アーカイブ

今年一年を振り返って

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 早いもので、今日は大晦日。年々時間の経過が早く感じられるようになっているのは、きっとそれだけ年を取ってきたということなのでしょうけれど、その辺りを差し引いても特に今年後半はあっという間に過ぎ去ったように思います。そんな2010年の当支部の出来事を、重大ニュース風に振り返りたいと思います。

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●支部員が大幅に増加!
 名簿上23名という支部員数で新年を迎えましたが、今日現在は17名増の40名。様々な事情で長期お休みなどの方も含まれますので、普段の活動実態としては30数名にとどまりはしますが、まさかここまで大所帯になると思っていなかっただけに、嬉しい限りです。
●スポーツ吹矢フェスティバルで支部員が大活躍!
 11月7日に静岡市・長田体育館で開かれた「第18回スポーツ吹矢フェスティバル」では、個人戦と団体戦でそれぞれ優勝、また女子の部で基本動作奨励賞を受賞するなど、参加した支部員さんが大活躍を見せ、支部の存在感を発揮することができました。【詳細はこちら】
●初の体験会を開催!
 何度も取り上げた「追い風」もあって、ようやく実現した支部単独の体験会。当日は大変多くの方々にご参加をいただき、支部に入会された方も9名と大成功の開催となりました。【詳細はこちら】
●全国障がい者競技会に2名が参加
 普段は焼津会場で練習に参加されているYさんとHさんが、9月に開催された上記競技会へ初参加。全国の冠が付く大会への支部員の参加としても初めてとなり、支部としてエポックメイキング的な出来事だったといえるでしょう。【詳細はこちら】
●生え抜き支部員から初の二段が誕生
 6月と7月に開催した昇段試験で、生え抜き(全くの初心者として入会された方)からは初となる二段合格者が誕生しました。後に続く皆さんの良い目標にもなりますし、引き続きチャレンジしていっていただければと思います。【詳細はこちら】
●静岡の練習会場が変更に
 2年ほど慣れ親しんだ南部体育館から、静岡駅からほど近い宝台院貸し教室へ移動となりました。冬場の寒さ対策などいくつか理由はありますが、荷物を置かせてもらえることで準備と片付けが格段に楽になるというメリットも。【詳細はこちら】
●平日夜間の部がスタート
 上記練習会場の移動により、新たな試みが始まりました。既存の活動形態ではフォローできなかった層の開拓に繋がればと考えています。【詳細はこちら】
●NHK「あさイチ」の大反響が静岡でも
 いわゆる「追い風」の最たる原因となったこの番組。1,000件もの問い合わせが殺到したという協会本部ほどではありませんが、後追い的な報道と合わせ、静岡県内でも各支部で支部員が増えるなどの影響がありました。【詳細はこちら】
●東部でも体験会開催→サークル始動へ
 当支部の皆さんに直接関わることではありませんが、沼津と富士で体験会開催を敢行。両地区でスポーツ吹矢サークルが立ち上がるという、嬉しい結果に繋がりました。
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 これ以外にも、川根本町での出張体験会開催やニュースポーツふれあいフェスタ、ニュースポーツ指導者体験講座など、スポーツ吹矢を体験していただく催しに何度も参加することができたのは、個人的にも大きな経験でした。

 来年も、当支部をガッチリまとめていくのは勿論として、可能な限りスポーツ吹矢の普及・仲間作りに携わって行ければと思っています。何はともあれ、皆さん一年間ありがとうございました&お疲れ様でした。

※サークル名が「スポーツ吹矢 沼津サークル」に正式決定しました(2011/1/17追記)

 23日の開催報告でも書きましたように、11月・12月と連続で開いた体験会の成果として、沼津・三島方面にお住まいの皆さんによる吹矢サークルが結成されることになりました。

 1月は16日(日)の1日のみですが、2月以降は概ね月2回程度の練習日程で活動していくことになりそうです。会場は、体験会と同じく沼津市民体育館の多目的室。当面の間、月に1回は私が顔を出して指導させていただきますので、今後体験希望者が出た場合も対応できると思います。

 先日の体験会後の打ち合わせの様子を拝見する限り、皆さんかなりヤル気の模様。多くて2回しか顔を合わせていない、殆ど初対面に等しい集まりとは思えないほど、熱心さが伝わってきました。今後、リーダー役や会計担当などの役割分担やサークル名などを決めていく中で、より結束も強まっていくことでしょう。

 とりあえず、サークル内の体制が整うまでは、このページ経由の窓口は当支部(TEL.054-292-7530/夜間のみ)といたします。一気に増えすぎるとさすがに混乱するかもしれませんが、仲間は多いに越したことはありません。県東部地区(主に沼津・三島方面)でスポーツ吹矢にご興味がおありの方は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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スポーツ吹矢 沼津サークル 練習日程
 ■日時
  ・2011年1月16日(日) 9:00〜12:00 終了しました
  ・2011年2月6日(日) 9:00〜12:00
  ・2011年2月16日(水) 9:00〜12:00
  ・2011年3月以降の予定は後日更新予定
 ■場所
  沼津市民体育館 多目的室(沼津市高島本町1-4)
  ※JR沼津駅北口から徒歩約10分。県総合庁舎隣り、イシバシプラザ裏。

大きな地図で見る
 ■会費
  未定、だったと思います。詳しくは当日に。
 ■備考
  体育館シューズ、あるいはスリッパなどの上履きをご持参下さい。

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 体験希望者の用具については、当支部の備品を都度持っていきますので、そちらを使っていただくことになりますが、以後続けられる場合は原則として参加者それぞれで、専用の物をご購入いただくことになります。口をつける物であること、筒に対して矢も調整が必要であることなどから、くれぐれもご理解下さい。詳しい説明は、当日させていただきます。

まさかの新聞一面

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 富士サークルの練習報告で書いた通り、当日の模様はローカルのタブロイド紙「富士ニュース」の一面を飾りました。その実物を富士ニュース社よりいただきましたので、画像を↓にアップしておきます(画像クリックで別画面に拡大表示)。

 しかし、まさか新聞の一面に名前が載るとは...。スポーツ吹矢をやっていなかったら、きっと一生縁のないことだったに違いありません。これも貴重な経験ですね。

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体験会第2弾 in 沼津(報告)

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 昨日、11月に引き続いての第2弾となる無料体験会を、沼津市の沼津市民体育館で開催しました。定員20名は前日の22日に丁度満席となりましたが、当日は残念ながら1名の欠席が出て、参加者は19名。内訳は、前回も参加された方が7名、今回初めての方が12名です。

101223_1.jpg まずは、いつものように吹矢の説明を全体へ。2回目の方には同じ話で少々退屈だったかもしれませんが、進行上の段取りということでご了承いただけたとは思います。そして、基本的な吹き方(構え方)まで伝えた後は、経験者組・初体験組にレーンを分けて、早速実技に移りました。

101223_4.jpg レーン数は、前回の4に対し今回は5。内2レーンを経験者組に充て、3レーンを初体験組としました。経験者組が多少なりとも慣れた感じでどんどん吹いていくのを横目に見つつ、初めての皆さんには試し吹き→基本動作を踏まえての実践と、これまたいつものように進めていただきます。

101223_2.jpg いつも思うことですし、一度でも指導に当たった経験のある方なら同様にお感じになることでしょうけれど、こうした目新しい競技に興味を示してわざわざ足を運ばれる皆さんは、本当に熱心に吹かれます。勿論、イベントでの出展等で不特定多数が入れ替わりで体験される場合でも、楽しそうに吹いてはいかれますが、真剣度合いというのか、こちらの話を聞く様子から違うといいましょうか。この辺りは、「呼吸法を基本とした健康づくり」という部分が大きく影響しているのでしょうね。

101223_3.jpg 順番に吹いていただき、注意点などをアドバイスしながらまた吹いていただく。そんなことを繰り返していると、2時間は本当にあっと言う間です。最後に、用具購入の説明と、強く興味を持った方々を中心にサークルとして是非続けていってもらいたい話をして、体験会第2弾は無事終了。

 と、ここまでは体験会の範囲内でしたが、前回体験時に「サークルを作れれば」と意欲を見せ、今回も参加されたY岡さん、N村さん、K山さんが他の皆さんにも呼びかけをし、急きょ体育館内の軽食堂でサークル立ち上げの話し合いをするという、嬉しくも意外な展開となりました。私も少し参加して、サークル結成の意味合いや今後の見通し、また出来る限りサポートする旨をお話しましたが、皆さん「何だか、段々その気が増してきた」と非常に頼もしい感じです。

 とりあえず1月は16日に私の方で同じ場所を押さえてありましたので(サークル結成の流れなら練習に、そうでなければ三たび体験会に使う予定でした)、そこを第1回の練習に充て、2月以降は自主的に場所を予約することに決定。早速、2月6日と16日の予約が取れました。当面は月に一度のペースで私も顔を出すつもりで、1月16日と2月6日にお邪魔することにしています。

 東部地域での体験会を始める前は、果たしてどの程度興味を示してもらえるものか、正直言って半信半疑ではありましたが、富士につづいて沼津(東部方面)でもサークルが動き始めることになったのは、本当に望外の結果としか言えません。何度も繰り返しているように、こうした普及活動で一つの到達点である「支部設立」に至るまでには、まだ時間がかかるでしょうし、またかけるべきと個人的には感じていますが、いずれにしてもこの「芽吹き」は、今後も大事に見守っていきたいものです。

 最後になりましたが、一連の体験会にご参加下さった全ての皆さんと、お手伝いいただいた支部員さんに改めて御礼申し上げて、今年の活動報告の〆とさせていただきます。

 なお、今回の体験会には、静岡新聞社東部総局から記者さんが訪ねて来られました。事前に郵送していた体験会開催のリリースに対応して下さったものですが、今朝の静岡新聞東部版に写真付きで記事が掲載されています。書面での不躾なお願いにも関わらず、取材に応じて下さった新聞社の皆さんにも、この場を借りて御礼申し上げます。

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富士サークル(仮)第1回練習会

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 過日告知しました通り、第1回となる「スポーツ吹矢富士サークル(仮)」の練習会を、19日に富士市伝法のRスイミングクラブ体育館で開催しました。

 規模として10名程度でも集まれば...と事前に思っていたところ、当日は何と17名ものご参加をいただく盛況ぶり。内訳は、11月の体験会から引き続いての方が12名、新たに体験を兼ねて参加された方が5名でしたが、当支部で用意できる(手持ちの)体験用筒は16本しかありません。まさかの事態に、10月の支部練習の時と同様急きょ妻の筒を体験者に回すことで、何とかギリギリ筒の使い回しは回避することが出来ました。

 ともあれ、設定時間も2時間と限られていますので、早速皆さんには吹いていただくことに。設置した4レーンの内、既に体験会で経験済みの方々は3レーン、今回が初めての方は1レーンという割り当てとしました。経験者の皆さんは、復習を兼ねつつのとなりましたが、ある程度自由に吹いていただきつつ支部員から適宜アドバイスを入れる形、初体験の皆さんには通常の体験会と同様の手順での説明と実践です。

 私は初めての皆さんを担当。最初は「届くか心配」と話していた方もちゃんと的に当てて喜ばれるなど、いつもの体験会と同様、それぞれに楽しく吹いていただけたように思います。妻とお手伝いの支部員さんに任せっきりで直接見ることは出来ませんでしたが、2回目の皆さんも熱心に吹かれている様子でしたので、まずまず良い催しになったのではないかと思います。

 そして、あっと言う間の2時間を終えた後は、皆さんにちょっと残っていただいて、用具購入の話とともに、今後の在り方についての話をさせていただきました。ここでの告知でも書いたように、あくまで同好会的な「サークル」という位置づけですので、近い将来には場所の確保、道具の管理、練習の進行などを自主的にやってもらいたいことを予めお伝えする必要があったためです。

 支部云々も最終的な到達点として一応は触れましたが、まずは「サークル」としての「和」が出来上がるかどうかが肝心ですし、次回以降仲間づくりが進んでいけば、自然とそういう方向に向かうこともあるでしょう。この辺りは、自主性を損ねないようにしっかりサポートしていくつもりです。とにもかくにも、サークル発足としては充実の船出を感じた一日となりました。

 なお、練習の前半には、地元富士市で2万部超の発行部数を誇るタブロイド紙「富士ニュース」の記者さんが取材に入っていました。場所取りの点も含め、この辺は富士にお住まいのS山さんご夫妻の力によるところが大きく、大変ありがたいところ。そして、本日付で掲載された当日の模様は、何と一面を飾るという快挙(?)を達成しました。こちらに関しては、実際の紙面を入手し次第、改めて報告しますね。

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吉田町/初の初段審査/忘年会

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 18日は午後と夜の二本立て(?)でした。

 まず、午後に足を運んだのは、吉田町にある町立健康福祉センター(はぁとふる)。ここでは、支部員Y田(征)さんとH川さんが、支部練習のない週に地元の身障者スポーツ仲間とスポーツ吹矢を定期的に練習されています。「一度来てよ」とずっとお誘いを受けていたのですが、なかなか機会がなく、ようやくの訪問となりました。

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 町役場近くに建設された「はぁとふる」は、2000年に完成した新しく綺麗な施設。吹き抜けのロビーには、静岡出身の木版画家・風鈴丸さんの大作(木版壁画)が飾られているなど、明るく開放感があります。また、隣接する敷地には町立の児童館と保育園もあり、一帯が町の健康・福祉エリアのシンボルにもなっているようです。(正直なところ、静岡にここまでの施設はありません)

 そんな「はぁとふる」の2Fに3部屋ある研修室を間続きにしたのが、こちらの練習会場。中に入ると、既に皆さん練習の真っ最中。協会に入会しているのはY田さん・H川さんだけですが、用具はそれぞれ個人の物をお持ちです。また、的台や皆さんお使いの筒スタンドは、その殆どがY田さん手作りの物。(支部内でも、Y田さんお手製の筒スタンドが何台か寄贈され使われています)

 基本的なことはお二人が教えてこられたようですが、今回はあまりない機会ということもあり、改めてスポーツ吹矢の良さと基本動作の解説を私の方からさせていただきました。また、吹矢競技の導入を検討されているという近隣の身障者団体の方もお見えでしたので、合わせて説明をすることに。スポーツ吹矢と他団体の吹矢とで迷っていらっしゃるとのことでしたが、善し悪しではなく方向性が異なる点と、それによる違いをお話しさせていただきました。

 また、練習の後には、タイミングが合わず延び延びになってしまっていたY田さんの初段審査を実施しました。11月25日の理事会で、これまで級位のみだった公認指導員の審査権限が初段まで引き上げられた(注・PDF)、という制度改革により実現した試験です。これは実のところ大変に嬉しいことで、私自身「公認指導員はせめて初段まで見られるようになるといいいな」と思っていただけに、待望の措置といっていいでしょう。

 そんな記念すべき「初の初段審査」対象となったY田さんでしたが、1ラウンド目に33点を出すという理想的な滑り出しで見事合格。基本動作に多少クセがありましたので、試験終了後にその点はアドバイスをしましたが、全体的には「立派な初段」の誕生となりました。

 更に試験後の片付け中には、H川さんの紹介で吹矢に興味を持たれた車椅子の方がお見えになり、手短なレクチャーと1ラウンド分のみでしたが体験をしていただきました。かなり気に入られたようですので、もしかしたら来年以降ここの仲間になる、かも。

 そんなわけで、初の吉田訪問は、短い滞在ながらなかなか密度の濃い時間を過ごせました。今後の当支部との関わりは、Y田さん・H川さんを中心としての緩やかな連携から、ということになりそうですが、同じ吹矢仲間として交流をしていければと考えています。

 そして「二本立て」の二本目は、夜の部。18時からグランドホテル中島屋B1F「クロスロード」にて、支部の忘年会を開催しました。普段静岡・焼津の2会場に分かれているため、年に1回練習会場に関係なく顔を合わせる貴重な機会ですが、今年は秋以降に支部員さんが大勢増えたこともあって、より意義深いものとなりました。

101218_1.jpg101218_2.jpg101218_3.jpg 急な都合やアンビリーバブルな理由(詳細割愛)での当日欠席者は出たものの、支部員さんのご家族なども含め27名が集まるという、かなりの賑わい。お店が意外と空いていたからか予定時間を過ぎても追い出されることなく、気がつけば3時間近く各テーブルで歓談に花が咲いていました。

 私自身は十分に皆さんとお話が出来ず申し訳なかったのですが、それも人数が増えた故の嬉しい悲鳴なのでしょう。来年の忘年会は更に輪が拡がり、どこかのお店を貸切で、という可能性まで感じた楽しいひとときとなりました。

今年の練習日程が終了

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 12月11日に行った焼津の練習で、2010年の当支部練習日程は全て終わりました。前週の静岡に続いての少々早い「吹き納め」、参加者は静岡ほどには多くありませんでしたが、体験希望の方が3名お見えになるなど、なかなか賑やかな回だったように思います。

 体験会以後、毎回15名以上は集まるようになった静岡会場に比べ、焼津会場は以前から若干人数の安定しない傾向が続いていました。とはいうものの、一連の「追い風」の影響は確実に感じられますし、地元の焼津や周辺市町(いわゆる志太・榛原地区)にお住まいの方の比率も上がってきていますので、来年はより「地域の支部(の練習会場)」として存在感を増していけるよう頑張りたいものです。

 また、年内の試験開催として実施していた「平日夜間の部」も、14日の回で予定の3回を終了しました。3回全てに参加された方も5名ほどいらっしゃり、スポーツ吹矢の魅力・楽しさはある程度感じていただけたものとは思っています。これで新年から月2回の定期開催へと移行するわけですが、引き続き参加していただければ嬉しいところです。

 今年の総括的なものはまた改めて書くつもりですが、このように各会場・練習とも年初には想像もしなかった好況で終えられたことは、一年を通しての最大の収穫といっていいでしょうね。

DSで吹矢!?

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#今回は限りなく雑談です

 「ニンテンドーDS」といえば、大ヒットした任天堂の携帯用ゲーム機。家にも1台あるよ、という方も多いかと思いますが、来年2月には後継機である「ニンテンドー3DS」の発売が決まっています。再びの大ブームも予感される中、専用ソフトとしてあるゲームソフトが発売されることになりました。

 タイトルは「デカスポルタ 3Dスポーツ」。老舗ソフトハウスであるハドソンが来春の発売を予定している、スポーツ体感ゲーム「デカスポルタ」シリーズの最新作ですが、サッカー、テニス、トランポリン、雪合戦などに混じって、どうやら「スポーツ吹き矢」が登場するらしいのです。

 これが、我々の親しんでいる「スポーツ吹矢」と同一(協会の公認)なのか、吹き矢競技の総称的な意味合いでのものなのかは不明ですが、(テレビ)ゲームでスポーツ吹矢(あるいは類似のもの)が取り上げられるのは恐らく史上初でしょう。

 個人的にも3DSに興味津々なのは勿論のこと、別の意味でも興味をかき立てられる話ではあります。どのような内容になるのか、ちょっと気になりますね。

■デカスポルタ 3Dスポーツ 公式サイト
 http://www.hudson.co.jp/decasporta/3ds/

 ちなみに、ゲームそのものではありませんが、筑波大学のエンタテインメントコンピューティング研究室では「バーチャル吹矢」が試作されたりもしています。映像を見ていただければお分かりの通り、こちらはちゃんと「筒を吹く」ためのデバイスがあるという凝り具合。こうした技術が進めば、将来はオンラインで青柳杯や全国大会が開かれたりするかも?

静岡会場の練習納め

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 昨日は、今年最後となる静岡での練習でした。12月は例年静岡・焼津とも各1回のみの日程となっているためで、少々早い感はあるものの、こちらにだけ顔を出されている皆さんにとっては「練習納め」となります。また、平日夜間の部などで何回か使ったことはありますが、定例練習としては新しい会場(宝台院 貸し教室)での「初練習」でもありました。

 昨年の同時期に「若干少なめ」だった人数は、18名(多忙の合間を縫って顔だけ出した支部員さんを入れれば19名)とかなりの賑わい。体験会をきっかけに入った皆さんもそれぞれに定着してきた様子で、NHK「あさイチ」放映以降の追い風を改めて実感する形にもなりました。

 人数が多いこともあり、練習では5台の「置き的台」にもう1台持ち込んで計6レーンを設置。もう少し詰めれば7台置けないこともありませんが、レーン間隔としてはこの位が無理のない配置とは思います。

101205_1.jpg 心配だった「待機場所」も、現状では私と妻の二人以外10mから吹かないこともあり、参加人数の割には比較的ゆとりある印象でした。勿論、先々は変わっていくことではありますが、30人40人といったことにならない限り問題はなさそうです。

101205_2.jpg 一方、唯一「予想外」だったのは、日差しです。2階の角部屋故に非常に明るく、かつ昼間は冬でも暖かでいいのですが、的を設置して吹く方向が南西に当たるため、この時季の低い日光が床材に反射してかなり眩しく、

101205_3.jpg結果としてカーテンを閉めるという対応になりました。せっかくの明るさがスポイルされてはしまいますが、これはこれで仕方のないことでしょう。この辺は使ってみないと分からない点ですね。

 さて、今回は冒頭で書いた通り(静岡では)年内最後の練習でしたので、いつもの「記録会」はお休みし、昨年同様にビンゴ的を使ったゲームで楽しみました。ただし、自作のビンゴ的はバージョンアップ(?)し、アトラクション度合いを強めたものへとなっています。

101205_45.gif 昨年の的(左図)はごくごく一般的に9分割しただけですが、今年(右図)は中央の「5点」エリアを相当に広く取り、ビンゴ達成に必要な周辺のエリアを狭めました。とはいえ、四隅のエリアは上下に比べ1.5倍の広さがあるため心理的に狙いやすく、かつ枠外に外れない限り失敗しても5点を確保できる可能性が高いという、実は「競技者に優しい的」といえるでしょう(自画自賛)。また、ど真ん中には直径1cmの10点エリアがあり、超安全策で真ん中(5点エリア)を狙い続けても、うまくすると10点がありえるという粋な計らい(自画自賛2)もあります。

 なお、1ラウンドは1人5本。これを1人2ラウンド吹いてもらい、なおかつ4グループにチーム分けすることで、個人戦と団体戦を同時進行させました。点数は刺さったエリアの数字の合計ですが、ビンゴ1揃い当たり10点のボーナスが加算されますので、想定される最高点数(パーフェクト)は、10、9、8、7、6にそれぞれ刺さった場合の(数字の合計)40点+(斜めビンゴ2列)20点=60点ということになります。

 日頃は真ん中以外を狙うことがないため勝手の違うところではありましたが、ピンポイントで果敢にビンゴを狙っていく方も結構多く、ゲーム中はビンゴ達成者が続出。10点に刺さった方も何名か出るほどで、後ろで見守るチームメート達からは「真ん中じゃない?」「ビンゴだ!」といった声が上がっていました。ついには、今秋入会されたばかりのY本さんが、「さすがに無理だろう」と思っていた上記のパーフェクトを達成!これには、皆さん拍手喝采でした。

101205_4.jpg そんなこんなで、ビンゴ的ゲーム大会は無事終了。個人戦の上位と団体戦優勝チームの方々には勿論のこと、飛び賞、参加賞と、参加された全員に何らかの(ちょっとした)景品をお渡しすることができました。皆さんそれぞれに楽しんでもいただけたようで、1年間の練習を明るく締められたのは何よりだったかと思います。

 次回の静岡は年明け1月9日と1ヶ月以上空くことになりますが、出来ればご自宅でも時々は吹いて感触を忘れないようにしていただければ幸いです。

平日夜間の部(2回目)

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 年内は試験的な開催となる「平日夜間の部」ですが、昨夜は4週間振りとなる第2回目。前回(11月2日)に続いてご参加くださった方が5名、初体験の方が2名、12月の(週末練習の)都合がつかないからと駆けつけられた支部員M野さん、そして我々が2名で計10名と、なかなか賑やかな回になりました。

 今回の的台は全部で5台。この内、初体験の方にはそれぞれ1レーンを割り当て、体験会などと同様の手順で吹いていただきました。また、1レーンはM野さん専用とし、残る2レーンを我々以外の5名に入れ替りで使っていただくことに。その後、初体験の方が1名、3ラウンド分吹いた時点でタイムアップとなり途中でお帰りになったため、残る時間は4レーンを6名で回す形となりました。

101201_1.jpg 既に体験済みとはいえ、やはり4週間も空くと結構忘れるもので、前回から続いてご参加の皆さんは、思い出し復習しながらといったご様子。ただ、その内の2名は10月の体験会からとなり、3度目ないしは4度目(お一人はフェスティバルの体験会にも来て下さっていました)ということで、さすがに一日の長が感じられました。

 一方、先日2級に合格されたM野さんは、次はすぐ1級にチャレンジしたいと意気込みながらの練習です。ご自宅でも悠々合格レベルの点数で吹いていらっしゃるそうですが、その次(初段)の8mでは「全然安定しない」と最初の「壁」を感じていらっしゃるとのこと。

 経験上、この辺りで壁を感じる(伸び悩む)場合に多いのは、「十分お腹を使って吹けていない」ケースです。短い距離では胸式の勢いだけでも点数が出やすいため、なかなか気付きにくいところではありますが、突如としてバラツき出した場合は疑ってかかった方がいいでしょう。

 聞けば、M野さんご自身も「そういう感じはする」そうです。また、「息を吐く」動作も少々早かったためその点を指摘し、とにかく「お腹への意識」をより持っていただけるようにアドバイスをしましたが、十分意欲的な方ですので、そう遠くないところで身につけられるものと思います。

そんなこんなで、皆さんそれぞれ熱心に吹いてくださっていると、あっと言う間に予定の時間となりました。最後に、M野さん以外の皆さんには、来年からの定期開催決定のお知らせと、用具購入の話をしてお開きに。数名程度の内は体験用の筒と矢でも出来なくはありませんが、やはり口をつける物でもありますし、続けていかれるのであれば専用品を持っていただきたいところではあります。(この辺りの用具購入に対する「心理的ハードル」には思うところがあるのですが、それはまた別の機会に)

 これで年内の試験開催は12月14日を残すのみ。来年の正式スタートに1人でも多くの方が残って下さる(あるいは新たに加わって下さる)よう、引き続きスポーツ吹矢の魅力や楽しさを伝えられればと思っています。


■本日のオマケ

101201_2.jpg 初体験2名の内のお一人は男性(写真で黒い服の方)でしたが、いきなりの腕前を披露されました。物は試しと10mから吹かれたところ、何とビックリの31点!借り物の筒、使い古しの矢ではなかなか出せない高得点です。吹く姿もバッチリと様になっていて、センスの良さを感じました。

 実は、10月の体験会から続けていらっしゃるお二人(ご姉妹)が非常に熱心で、職場の同僚の皆さんを誘って一緒に来て下さっているのですが、この男性の方もそのお一人です。というよりも、前回・今回と、大半の方はご姉妹とそのいずれかのご同僚の方だったりします。

 こうしたいわゆる「クチコミ」によるPRは、吹矢に限らず普及を進める上で大きな力となるもの。そうした皆さんが本格的に続けていくかどうかは最終的な結果の話として、一人でも多くの方に(まだまだマイナーな)競技を知っていただくという点で、本当にありがたく感謝するほかありません。この場を借りてではありますが、御礼申し上げます。

2019年1月

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